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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.123b

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一語履歴 vol.130
プロは... 130a苦悩の中... 130b松下幸之助... 130c食こそが...
一語履歴 vol.129
最高の能力... 129a冷に耐え... 129b生徒の可能性... 129cビジネスで...
一語履歴 vol.128
やりたい... 128a相手の... 128b人生は... 128cリンカーン 128d目標...
一語履歴 vol.127
最高の感動 127a真の喜び... 127b患者の苦悩... 127c将らず...
一語履歴 vol.126
自分との闘い... 126a日本一の... 126b努力の... 126c勝ち続ける...
一語履歴 vol.125
厳寒の中... 125aどん底で... 125b伸びる人... 125c楽は苦のため...
一語履歴 vol.124
汗をかけ... 124aお天道様... 124bイノベーション... 124c真の恩返し...
一語履歴 vol.123
おやじの弁当 123a最強の... 123b可能性を... 123c日本人が...
一語履歴 vol.122
地味にコツコツ~宝と心得る 122a奇跡... 122bごめんなさいね...
一語履歴 vol.121
幸せは... 121a敵と思え... 121b勝運を... 121c遺伝子のスイッチ...
可能性を閉ざすのは自分の意識
             堀義人(グロービス経営大学院学長)

MBA(経営学修士)の資格を取得できる
日本最大のビジネススクール「グロービス経営大学院」。
アジアナンバーワンのビジネススクールを目指し、
30歳で会社を設立したのが堀義人社長です。
   
私には入社前から、アメリカの大学に留学して
MBA(経営学修士)を取得するという目標がありました。

尊敬する父方の祖父がケンブリッジ大学に留学していたのを知り、
自分の短期目標として思い定めていたのです。

そして入社3年目に社内留学制度に応募し、
4年目にハーバード・ビジネス・スクール(HBS)
に留学する機会を得ました。

HBSの授業は、実際の企業事例をもとに、
各自が経営者の立場で戦略立案や意志決定をする
ケース・メソッドという学習方法で、

80分の授業が毎日2、3ケース実施されます。
もちろんすべて英語です。

冒頭に誰かがいきなり指名され、
自分の分析結果やアクションプランを説明しなければならず、
それをもとに全員でディスカッションを行います。

授業中の発言で評価の半分は決まるので、
全員必死で手を挙げます。

入念な予習が必要な上に、
夜は10時から仲間との勉強会にも参加するので、
食事に30分以上費やしたことがないほどの忙しさでした。

楽しみは一週間の授業を終えた金曜の夜、
クラスメートを誘って飲みに行き、
夢を語り合うことでした。

そこでとても印象に残ったのが、
ほとんどの学生たちが起業家を夢見ていたことです。

日本では、優秀な人間は官庁や大企業に行く
といった通念がありますが、
HBSに世界から集まってきた優秀な人材は、
自分でゼロから会社を立ち上げ、
大きくすることが一番格好いいと考えているのです。

私はそれまで、会社を起こそうなどと考えたことは
一度もありませんでした。

しかし、そうした異質の価値観に刺激され、
ベンチャーと名のつくコースを全部受け、
多くの起業家の話を聞き、
様々な事業アイデアを検討した末に、
ハーバードを超えるアジアナンバーワンの大学院を
つくりたいという目標に辿り着いたのです。

私がそうした高い志を抱いたのは、
在学中に一つの言葉と出合ったからです。

それは、ある黒人の方のスピーチに出てきた
「可能性を信じる」という言葉でした。

その言葉を聞いた瞬間、
私は「これだ!」と思ったのです。
自分に欠けていたのはこれだったのだと。

人間の可能性を閉ざしているのは、
他人でもなく、外部環境でもなく、
自分の意識であるということ。

自分自身ができない、
自分はこんなもんだと思った瞬間に、
自分の可能性は閉ざされてしまうことに気づかされたのです。

自分の頭上を覆う天井を突き破り、
宇宙にまで達するくらい自分の可能性はあると強く認識する。

他人が何と言おうと、外部環境がどうであろうと、
それを貫くことで道は開けてくる。

もちろんそれはむやみに猪突猛進することではなく、
可能性の高いものを冷静に見極め、
それを現実の社会の中で具現化していくための
明確な戦略を描いた上でということです。

ゆえにこれからは、自分の頭でとことん考えた上でなければ、
決して可能性を否定しないようにしよう。
とことん考える習慣を身につけ、その中で可能性があり、
やるべき価値があると思えるものに向かって、
信じて突き進んでいこうと決意したのです。

アジアナンバーワンを目標に掲げたのは、
仮に日本一になったとしても、
世界ではほとんど認識されないと思ったからです。

100年以上の歴史を誇るHBSを凌駕するには時間がかかっても、
アジアの他の大学院になら勝てる。

今後は世界でアジアの地位が向上していくことは間違いないので、
アジアナンバーワンは世界ナンバーワンへも通じる道だと考えたのです。
 
2015.01.14

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