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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.091

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やめたら... 091a本当の心... 091b土壇場... 091cおいしい酒...
売るのをやめたら売れるようになる
        小林一光(アイ・タッグ社長)

全世界の生命保険のトップクラスメンバーで 構成されるMDRT。
その会員資格を11年連続でクリアし、
さらにその6倍の基準と言われるTOTを 達成した伝説の営業マンがいます。

元プルデンシャル生命保険 小林一光氏、48歳。
そんな小林氏ですが、 当初は売れないダメ営業マンでした。

とにかく人一倍行動量を増やし、
入社僅か5年でエグゼクティブライフプランナーに。
しかし、最大の困難に直面したのは その翌年だったといいます。

一番困難に直面したのは その6年目の年でした。

5年間は成功したい、トップになりたい、
この会社に勝ちに来たという自分の欲だけでも
何とか上手くいったんです。

だけど、6年目に
急に売れなくなってしまった。

ある時、訪問先の社長に

「経営にとってはこういう保険が必要なんです」

と熱弁を振るっていたら、

「おまえに経営の何が分かるんだ!」

と怒鳴られて、社長室から叩き出されたことがありました。

お客様から叱られたり、出入り禁止になったり、
そういう失敗が続いたんです。

結局、驕りですよね。
エグゼクティブになったことで
勘違いしていたんだと思います。

変なプライドを持ってしまったために、
周りにも自分を曝け出せない。
本当にあがいてあがいた一年間でした。

――そこをいかにして乗り越えられたのでしょうか。

ある時、尊敬する先輩からこう言われたんです。

「売ることをやめて、
 とにかくお客様のためだけにやりなさい」

どん底にいた私にとっては
本当に衝撃的な言葉でした。

その時に、自分の商売とは全く関係ないことでも全部、
何でもいいからお客様のお役に立とうと決意したんです。

例えば、車を買いたいって人がいたら
より安く買えるディーラーを紹介する、
人材を求めている経営者には若い人を紹介する、
息子さんがサッカーをやっていると聞いたら
好きなプロ選手のサインをもらってくる。

プライベートなことも含めて、
とにかく目の前にいる人に貢献していきました。

――相手の悩みや期待に徹底的に応えていかれたのですね。

ただ、最初はどうやって役に立てばいいのか
分かりませんでした。

そこでまずはお客様の情報を集めようと。

それまでは営業というのは喋る仕事だと思っていたので
マシンガントークをしていました。
それでも昔は決まっていたんです。

ところが、売れなくなった時に
参加した経営セミナーで学んだのは
「とにかく人の話を聴く」ということでした。

人間は話すのと聞くのと、
どっちが好きかっていったら
話すことが好きな人のほうが圧倒的に多いと。

そこで初めて聴くことの大切さに気づかされ、
それからは何を聴くか、何を質問するかを
考えるようになりました。

――質問して情報を引き出すと。

出身地や出身大学、趣味、家族構成、
いろんなことを聴いて、
その情報を「見込み客発見ノート」に書き留めていきました。

その上でお客様が何に困っているのか、
何に関心があるのかを探して役に立つ。

それを実践していったら、
やっぱりお客様から返ってくるわけですよ。

「どうせ保険に入るんだったら、
 君は信頼できそうだから、
 じゃあお願いしようか」って。

どんどん人の役に立つうちに、
向こうからどんどん声が掛かるようになって、
ストレスもなくなっていったんです。

5年目までは常にストレスとの闘いでした。
言わば、狩猟型です。
お客様を追い求めて、追い求めて、捕まえて契約をもらう。

だとすれば、7年目以降は完全な農耕型。
種を蒔いて、お客様を育てて、
最終的には向こうから声が掛かる。

だから、売るのを一切やめたんですね。
そうしたら売れるようになった。

7年目から復活してきて、9年目で全国トップになり、
翌年には全世界の生命保険のトップクラスで構成される
MDRTのTOT会員資格を得ることができたんです。
2003年、37歳の時でした。

そして、11年目にマネジャーになり、
翌年にはチームの業績を日本一にすることができました。

――入社時に掲げた目標をすべて達成されたのですね。

軸足をすべてお客様のために移した時に初めて、
それまでずっと越えられなかった壁を越えることができた。

それがトップに立てた要因であり、
私の原点でもあるんです。

だから、いまはそういう指導をしています。
売るのをやめたら売れるようになる。
お客様から選ばれなさいって。
 
2014.04.05

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