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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.267

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奈良県天理市に佇む
日本最古の神社の一つ、
石上(いそのかみ)神宮。
宮司の森正光さんと
村上先生のお話からは、
日本の歴史の懐の深さが
じんわりと伝わってきます。

森 正光(石上神宮宮司)
   ×
村上 和雄(筑波大学名誉教授)

【村上】
そもそも日本人の精神の中に、
神話の世界が生きていると私は思います。

例えば、「おかげさま」
という言葉がありますが、
これは外国語には訳せない。

「おかげさまで」と言うと、
外国人は「何のおかげですか?」
と聞いてくるんですよ。

でも我われにしてみれば、
神様でもご先祖様でも、
自分を少し越えたような存在を
感じていればそれでいいんです。

「おかげ」というのは影なんですね。

表じゃない。これは陰と陽の世界
にも通ずる話であって、
現れた現象の後ろにあるものに対して、
我われ日本人は「おかげさま」と言う。

それから「もったいない」
という言葉も訳せないんですよ。

単に「節約する」という
意味ではなくて、
その物をつくってくれた人への
感謝の念が表されている。

こういった日本の精神的伝統というのは、
それこそ何千年と続いてきているわけで、
そう簡単には消えるもので
はないと私は思っています。

【森】
人間、目に見えるもの
ばかりじゃなくて、
見えないものもやはり
大切にしてほしいですね。

よく言われているじゃないですか、

「いまの世の中は心を
 大切にする時代だ」

って。確かにそうかもしれませんが、
私は物も大切にすべきだと思うんです。

というのも、いまは何でも
使い捨てになってしまいましたが、
物を大切に扱う姿勢というのは、
そのまま先生がおっしゃるように、
「おかげさま」「もったいない」の
精神にも通じますからね。

心を大切にするとは、
本当はそういったことだと思うんです。
 
2017/09/19

日本を代表する
トップバレリーナ
吉田都さん。

バレエ一筋42年。
その耐えざる
努力の日々とは──

吉田 都(バレリーナ)

──吉田さんはイギリスの伝統ある
  バレエ団で22年間
  プリンシパル(主役)を務め、
  現在は日本を拠点に
  活躍されていますね。

9歳でバレエを始めて42年、
こんなに長く踊れると
思っていなかったですし、
踊りたいという気持ちがあっても
体力的に難しくなってきますので、
50代を迎えたいまも
こうして踊れていることは、
本当にありがたいなと思います。

バレエって皆さんが
想像している以上にハードで、
だいたい30代半ばで
辞める方が多いんですね。

長く続けられても普通は40歳くらい。

──普段どのような稽古を
  積まれているのですか。

やっぱり力を入れているのは
体の維持ですね。

42年続けてきたいまでも、
ちょっと油断するとすぐに
体が忘れてしまったり
なまってしまうので、
内容は多少違いますけれども、
子供の頃に叩き込まれた
お稽古を日々繰り返すことが
とても大切なんです。

ですから、午前中は必ず
基礎レッスンをしています。

ストレッチに始まって、
鏡の前にあるバーに
掴まりながらポジション(型)を
取って腕や脚の位置を確認したり、
回転やジャンプなどの
ステップを練習する。

バレエの華やかなイメージとは裏腹に、
そういう地道な基礎訓練を
一時間半くらいします。

それが終わると、
公演に向けてのリハーサルをしたり、
自分の弱いところの
筋力強化トレーニングや治療をします。

もちろん怪我をしないためには
お休みも必要で、私はイギリス時代から
日曜日を休養に充ててきました。

一日でも休んだらどんどん
戻ってしまいますから、
そのぶん月曜日が大変なことは
覚悟の上で、週に一度のお休み以外は
みっちり欠かさずにやっています。

──基礎訓練を決して疎かにせず、
  42年間コツコツと続けられている
  ことに感動を禁じ得ません。

よく「飽きないの?」って
聞かれるんですけれども、
飽きるどころじゃないんですね。

日々のお稽古というのは
もちろん訓練やウォームアップの
意味合いもあります。

でも、私にとっては
自分の体と向き合って
集中力を高めたり、
気持ちを落ち着けたりする
場でもあるんです。
 
2017/09/15
競技の世界でも
ビジネスの世界でも、
なかなか結果が出せずに
苦しい思いをする時があるものです。

桜井 章一(雀鬼会会長)
  ×
羽生 善治(将棋三冠)

【羽生】 
私は桜井さんほどの修羅場を
体験したことはありませんが、
結果が出ないとか、
負けが込んでいるとかで
苦しむことはよくあります。

そういう時は、
もうその状況を受け入れるしかない
っていうことは思いますね。
時間が解決してくれるケースもあるので、
その時が来るまで待つ
というところでしょうか。
 
それから、自分の実力は
これくらいということを
よくわきまえておくことも
大事だと思います。

いまはまだ
実力が十分備わっていないんだから、
結果が出なくても
当然だと自覚していれば、
大変な時期でもそんなに
深刻にならずに乗り越えて
いけるかもしれませんね。

【桜井】 
羽生さんの場合は
ファンの期待が大きいから、
それが重荷になることもあるでしょう。

だけど羽生さんは
自分の軸というものを
しっかり持っていて、
そこから大きく外れることがない。

たぶん百人の人と会って話をしても、
笑いながら上手に
聞いていられる人ですよ。

うまく流しながらも
大事なところはしっかり受け止める。

だからどんな相手とも
対峙できるんです。

【羽生】 
その時の自分の状態が分かる
リトマス試験紙というのを
私は持っていましてね。

よく人から「頑張ってください」って
言われることがあるでしょう。

その時に「ありがとうございます」って
素直な気持ちで言える時って
大体いい状態なんです。

いや、そんなこと言ったって
もう十分頑張ってるよって思う時は
あまりよくない。
 
2017/09/19

人間誰にでも訪れる死。
死をどのように迎えるか。

鈴木 秀子(国際コミュニオン学会名誉会長)

私は長いこと、
亡くなる方の心に寄り添ってきました。

枕元でお祈りをし、

「いま、何かしたいことがありますか」

とお尋ねすると、
心にしこりの残る人は、皆さん

「あの人ともう一度仲直りをしたい」

とおっしゃいます。

魂の深いところでは
誰もが皆と繋がっていたいと
願っているからです。
 
ある教え子の家庭の話ですが、
遺産相続を巡って
奥さんとそのお姉さんが喧嘩をし、
30年間、お互いに顔を合わせることなく
憎み続けていました。

ある時、奥さんは病に倒れ、
余命数日という状態になりました。

見舞った私に細い声で
「姉さんともう一度、仲直りがしたい」
と言います。

しかし、家族は
「この場に及んで嫌な思いはさせたくない」
と大反対でした。
 
聞くと、お姉さんは
一時間以内の所に住んでいるといいます。

「これは会わせてあげなくてはいけない」
と思った私は
「すぐに呼んでください。
私が傍についていますから大丈夫です」
と家族を説得して、
お姉さんに来ていただくよう
に連絡を取ってもらいました。

そこで驚くようなことが起きました。

病室に来たお姉さんは
妹の名前を呼んだかと思うと、
飛びつくようにベッドに駆け寄り、
奥さんもそれまでの
重篤な状態が嘘のように体を起こして、
思いっきり抱き合ったのです。

「ごめんなさい、私が悪かった」

「こちらこそ、ごめんなさい」

そう言いながら滂沱の涙を流し、
積年の恨みを消し去っていったのです。

奥さんは間もなくして亡くなりましたが、
いまでも忘れることのできない光景です。
 
生前、このような
「仲良し時間」を持つことは、
幸せな人生を送る上でとても大事です。

中には遠くにいて会えなかったり、
既に亡くなっていて時間を共有できない
場合もあるでしょう。

そういう時でも、
相手をイメージしながら
心からのお詫びと
感謝の気持ちを送ることで、
恨みや憎しみを消すことができます。
 
2017/09/10

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