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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.330b

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一語履歴 vol.330
学問の目的 330a運がいい... 330b何のために 330cまず夢を
一語履歴 vol.329
素読は 329a一言一涙 329b誰にも負けない 329cお坊さんの後ろ姿
一語履歴 vol.328
棒切れ 328aお客さんに 328bもう懲りた 328c言志四録
一語履歴 vol.327
いましかない 327aおはよう 327b目の前 327c人として
一語履歴 vol.326
心の師となれ 326a大器晩成 326bへこたれるものか 326c作曲家の意図
一語履歴 vol.325
商品開発 325a共に学ぶ 325b大切な良薬 325c無常観
一語履歴 vol.324
成長できない 324aJALの奇跡 324b快GOツアー 324c叱って
一語履歴 vol.323
先人の知恵 323a人も運も 323b三鏡 323c恒久平和を 323dそばに居る
一語履歴 vol.322
自分の思い 322a喧嘩だけはするな 322b才幹に優先 322c言葉には意味
一語履歴 vol.321
韓非子 321a脳の動きが 321b読書が人を 321c先賢の箴言
何のために生きるのか
           稲盛和夫氏

「私は、このたった一回しかいない人生を、
 精の限り、魂の限り、一所懸命に次ぐ
 努力をしていこう、そしてその成果を
 周囲の人たち、いや地球人類のために
 使っていこうと思っております。
 
 そのようなダイナミックな生き方をしながら、
 世の中にお返してしていくことこそ、
 生きる目的ではないかと思っているのです」

お釈迦様が説く、人生で一番大切なこと

皆さんの中で仏教を信じていらっしゃる方は多いと思います。

お釈迦様は、生きていく人間にとって
一番大事なことは利他の心であると説きました。

お釈迦様の心の神髄とは、慈悲の心です。
思いやりを持った慈しみの心、
それがお釈迦様の心の神髄であります。

この心は、他のものを少しでも助けてあげよう、
よくしてあげようと思う心です。
そうした心を持って生きていくことこそが
人生の目的なのではないか。

つまり、利他の行為を行うことが、人間にとって、
まず一番に大事なことだと思うのです。

この利他の心の対極にあるのは、利己の心です。
自分だけよければいい、という心です。

このような利己の心を離れて、利他の心で人様を
よくしてあげようという心で人生を生きていく。

それが生きる目的だと私は思っているのですが、
実は、これは口で言うほど簡単ではありません。

利他の心を持って人様に美しい思いやりの心で
接しようという考えで人生を生きていこうと思えば、
まず、現在生きていることに感謝を
するという心が起こってこなければいけません。

次に、そのような感謝の心が芽生えてきますと、
自然と自分自身がどんな環境にあっても
幸せだと思える心になっていくはずです。

「いや、私は決して幸せではありません。
 大変不幸な人生を生きています」

とおっしゃる方もおられるかもしれませんが、
この世の中を見渡せば、そういう方よりももっと
不幸な境遇の人もたくさんおられるはずです。

そう考えれば、親兄弟が一緒にいられるだけでも
幸せではないかという感謝の念が湧いてくるはずです。

つまり、どんな境遇であれ、心のあり方によって
幸せはそれぞれに感じられるものなのです。
そう感じるようになるためにも、まず最初に、
現在こうして生きているだけでも幸せだという
感謝の念が起こってくることが大事なのです。

そのようにして自分が幸せだと思えるようになってきますと、
その次には当然、他の人にも親切にしてあげたい
という思いやりの心が生まれてくると思います。

またそういう心が起こってこなければいけないのです。

したがって、利他の心を持つためには、
まず自分が生きていることへの感謝の心を
持たなくてはならないというわけなのです。
 
2019.01.18

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