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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.323d

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一語履歴 vol.330
学問の目的 330a運がいい... 330b何のために 330cまず夢を
一語履歴 vol.329
素読は 329a一言一涙 329b誰にも負けない 329cお坊さんの後ろ姿
一語履歴 vol.328
棒切れ 328aお客さんに 328bもう懲りた 328c言志四録
一語履歴 vol.327
いましかない 327aおはよう 327b目の前 327c人として
一語履歴 vol.326
心の師となれ 326a大器晩成 326bへこたれるものか 326c作曲家の意図
一語履歴 vol.325
商品開発 325a共に学ぶ 325b大切な良薬 325c無常観
一語履歴 vol.324
成長できない 324aJALの奇跡 324b快GOツアー 324c叱って
一語履歴 vol.323
先人の知恵 323a人も運も 323b三鏡 323c恒久平和を 323dそばに居る
一語履歴 vol.322
自分の思い 322a喧嘩だけはするな 322b才幹に優先 322c言葉には意味
一語履歴 vol.321
韓非子 321a脳の動きが 321b読書が人を 321c先賢の箴言
そばに居るだけでいいか
        皆藤章(京都大学大学院教授・臨床心理士)

河合隼雄先生は講義で
「何もしないことに全力を注ぐ」とおっしゃいました。
これは相手との一体感の中に自分がいる、
という意味で、ものすごい言葉だと思うんです。

今から18年前、私は人生最大の危機的状況に
立たされていたことがありました。
その時、父が「何もできないが、
そばに居るだけでいいか」と言って、
寄り添い支えてくれたのです。

ボランティアグループ内で起きた
エゴのぶつかり合いによるドロドロ劇の中、
父は、私と一緒に悩みもがき苦しんでくれました。

緊張と不安で押し潰されそうになっていた私を
必死で守ろうとしてくれた父の優しさ。
今でも私の心の奥深くに刻まれています。

あの時の父のケアこそ、
まさに、河合先生のおっしゃる
「何もしないことに全力を注ぐ」
を体現したものと思えてなりません。
 
2018.12.09

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