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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.285c

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一語履歴 vol.290
努力にも 290a心身を浄化し 290b思いやり 290c自分でやる
一語履歴 vol.289
親なき子ら 289a逆の振る舞い 289bこれからの 289cこつこつこつこつ
一語履歴 vol.288
必ず用あり 288a人生の深い 288b人間の根っこ 288c人を幸せにする
一語履歴 vol.287
仕事は 287aアンテナを 287b一生の縮図 287c長期的には
一語履歴 vol.286
常に活性化 286a六秒の奇跡 286bどんな日でも 286c大政奉還
一語履歴 vol.285
その先に 285a日本人としての 285b老年廃せず 285cお客様の課題解決
一語履歴 vol.284
自分の国について 284a知恵を富に 284b感謝の心を 284c大いなる希望
一語履歴 vol.283
インテリジェンス能力 283a高い天守閣 283b言霊の 283c知恵
一語履歴 vol.282
二番だったら 282a労を惜しまず 282b東京タワー現象 282c本心の満足
一語履歴 vol.281
本気でぶつかる 281a医療と健康と美容 281b自分の成長 281c脅しには
お客様の課題解決
         落合 寛司(西武信用金庫)
         林野 宏(クレディセゾン)

長らく信用金庫業界下位に甘んじていた西武信用金庫を、
業界首位に押し上げた立役者・落合寛司さん。

【林野】
落合さんは、どういういきさつで西武信金の改革を手掛けることになったのですか。

【落合】
40代半ばに本部で副部長を務めていた頃、突然当時の理事長から電話がかかってきましてね。
立川南口支店の支店長をやらないかというんです。
副部長から大きく昇進するものですから、「やります」って即答しました。

ところが、「目標は高いが、二言はないな」としきりに念を押されて、
その目標を聞いてみたら、一年で預金残高と融資残高の合計を68億円に増やせと。

現状は年間に5,000万円くらいしか増えていなくて、赤字を積み重ねている支店だったんです。

【林野】
5,000万円を僅か一年で68億円にせよと。

【落合】
実はその支店は、地元の信用金庫さんが根を張っていましてね。
他の信金がどこも出店を控えていた難しい地域で、
あの異端児の落合にやらせてみるかという話になったんだと思うんです。

とても無理だと思ってすぐに辞退したんですが、
やるって言ったじゃないかと(笑)。
当面の妥協点として6億円を目指すということで引き受けたのですが、
損益分岐点である68億円を超えないことには支店は立ち行きません。
ところが幸いにして、一年で86億円増やして黒字に転換することができたんです。

【林野】
それはすごい。いったいどんなことをなさったのですか。

【落合】
それまでのビジネスモデルを徹底的に変えようと思いました。
営業に回っても、「もう他の信金さんと取り引きしてるよ」と言われるので、
同じことをやったのではダメだと。

そこで、ひとまず個別のセールスはやめて、
いろいろな講演会で講師を引き受け、講演をしました。
税金で困っているお客様に、金融機関をどう活用したらいいのかといった、
ちょっと踏み込んだお話をして興味を引きつけるわけです(笑)。

外へ漏れたら業界から袋叩きに遭いますから、
講師名を伏せてやったんですが、これが当たりましてね。
税金で困っているのは皆儲かっている会社ですから、
優良顧客からポンポン連絡が入ってくるようになりました。

それが私どもでいまやっている、お客様の課題解決を目的とした
「お客さま支援センター」の原型になったんです。
 
2018.01.18

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