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一語履歴WORD vol.164a

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最高の結果 169a悲しみの底で 169b不思議なるもの 169c負けない言葉
一語履歴 vol.168
あかちゃんポスト 168a呻吟語 168b奇跡 168c自分の力の引き出し方
一語履歴 vol.167
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一語履歴 vol.166
天職への道 166a地域再生 166b成功への 166c資料が語る二宮金次郎
一語履歴 vol.165
プロの流儀 165a分身ロボット 165b鬼はいません 165c日本史講座
一語履歴 vol.164
後から来る者たち 164a畫れり 164b成長する 164c高い山を
一語履歴 vol.163
小学に学ぶ 163a帝国ホテルの現場力 163b太陽の下で考える
一語履歴 vol.162
唱道の人 一日は 162a江戸の庶民 162bみてござる
一語履歴 vol.161
おせっかい 161a翼を与える 161b足なし禅師
子曰わく、力足らざる者は中道にして廢す
今女(いまなんじ)は畫(かぎ)れり

永年師と仰いできた安岡正篤師が八十六歳で亡くなったのは、
伊與田氏六十七歳の時。

師を失い、次第に立つ気力をなくしていく自分を、
氏はどうすることもできなかった。

翌年、安岡師一周忌の席で新井正明氏
(関西師友協会会長・故人)が
『論語』の一節を引用して挨拶を述べた。

伊與田氏はこれに非常な衝撃を受けた。

その一節とは――。

「子曰わく、力足らざる者は中道にして廢(はい)す。
 今女(いまなんじ)は畫(かぎ)れり」

(力のない者は中途で倒れる。
 お前はやりもしないで、自分でできないと言っているだけだ)

これが頂門の一針となった。
伊與田氏は『論語』全文に仮名をつけて浄書することを決意。

香を焚き、一字一字に祈りを込めて書き上げたのが
『仮名論語』である。

真に先哲の遺訓に学ぶなら、
人は七十歳からでも新たな人生をスタートさせることができる。
伊與田氏の人生はそのことを私たちに教えてくれている。

その伊與田氏の言葉。

「自己自身を修めるにはあまり効果を期待せず、
 静々と人知れずやられるといい。
 それを三十年、四十年とずっと続けていくと、
 風格というものができてくる」

こうも言う。

「西洋の老いは悲惨さがつきまといますが、
 東洋的な老いは人間完成に向けた熟成期なのです。
 年をとるほど立派になり、息をひきとる時に
 もっともすぐれた品格を備える。
 そういう人生でありたいものです」

九十余年、先哲の遺訓を噛みしめ、
自省自修してきた人の言葉には人を奮起させる力がある。
 
2015.10.02

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