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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.245

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一語履歴 vol.246
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一語履歴 vol.245
相田みつを 245a営業は不要 245bまず動く 245c僕たちのほうが
一語履歴 vol.244
鳴かぬなら 244aどん底の景色 244bガンジーの言葉 244cいまを
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感動が覚悟を 243a社員がワクワク 243b感謝は返謝を 243c良心に逆らう
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どうすれば 242a捨てる覚悟 242b楽をするな 242c知恵と人間性
一語履歴 vol.241
人生に迷ったら 241a復興への 241b世界一の 241c脳が活性化する
相田みつをの残した言葉
             相田 一人(相田みつを美術館館長)

相田みつをさんの長男一人さんによると
相田さんの生活にははっきりとした優先順位があったそうです。
   
私の父は優先順位が
非常にはっきりしておりまして、
第一は書を書くことなんですね。

私が子供の頃、
父と母と私と妹の四人で
八畳一間くらいの狭い部屋を
間借りしていました。

襖一枚隔てて大家さんが住んでいて
声も筒抜けでしたから、
母は気兼ねして暮らしていたんです。

ある時、隣の土地が空いたので、
お金を何とか工面してそこを借りて
三十畳のアトリエをつくったんですね。

しかし、そこは
家族には一切使わせない。

親戚や父の友人が

「一部を区切って家族にも使わせたら」

と言ったんですけれども、
父は頑として頷きませんでした。
 
展覧会を開いて
書を売る生活でしたから、
定収入は全然ないし、
貧乏のどん底で、
母に頼り切っていたものの、
書を書くことに何よりも
重きを置いていたんです。

母がよく言っていましたけど、
もしお父さんが
家族のことを第一に思って
アトリエで一緒に暮らそう
みたいなタイプだったら、
作品は雲散霧消して
後世に残らなかったんじゃないかと。
 
2017.04.03

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