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修養の大切さ 保 巖(国際少林寺流空手道連盟会長) 世界23か国に広がる少林寺流空手道「錬心舘総本山」第二代宗家・保巖さん。 今日の発展を築いた原点ともいえる、慈愛に溢れる「父からの手紙」。 ──継ぐことを決心されたのは いつ頃でしたか。 父の意を受けて、その2か月後に 単身フィリ ★ 酔古堂剣掃 先哲の箴言(しんげん)が教えるもの ★ 荒井桂(郷学研修所所長) 『酔古堂剣掃』には、 人生の範となる名言が数多くあります。 君子に三惜(さんせき)あり。 この生、学ばず、一惜しむべし。 この日、間過、二惜しむべし、 この身一敗、三惜しむべし。 安岡正篤先生は このように解説されています。 「君子に三つの惜しいことがある。 ここに生まれ生きていながら勉強しない。 学ばないことは一つの惜しむべきことだ。 第二に惜しむべきは、 またと帰らぬこの日を無駄に過ごす。 これくらい惜しいことはない。 第三はこの身一敗、 せっかくこの身を与えられても 大切にしないで、 失敗に持っていく、 これまた惜しむべきことです」 大丈夫世に処するや、 生きては当(まさ)に侯に封ぜられるべく、 死しては当に廟食(びょうしょく)すべし。 然(しか)らずんば間居、 以て志を養うべし。 詩書以て自ら娯(たの)しむに足る。 「男と生まれた以上、 大名に封ぜられ、 死んでは神として奉られよ」 前半のこの部分だけを読むと 随分、通俗的な喜びを述べているものだ、 と思ってしまいますが、 後半部分は 「そうでない場合は 静かに籠もって志を養え。 そのために『詩経』『書経』を読んで 自ら楽しんで暮らせ。 それで十分である」 と修養の大切さを説いています。 |
2016.07.12 |
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