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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.203b

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一語履歴 vol.210
修養の大切さ 210a父からの手紙 210b心を高め 210c祈り
一語履歴 vol.209
視点を変える 209a運を強く 209bまずは自分が
一語履歴 vol.208
大切なことだけ 208a力尽きるまで 208bマザー・テレサの言葉
一語履歴 vol.207
組織マネジメント 207a本来無一物 207b一年の計は
一語履歴 vol.206
夢を叶える 206aオレンジ色 206b世の中に偶然はない
一語履歴 vol.205
絶望の中 205a碧巌録 205b服中に書 205c伸びるべき者が伸びる
一語履歴 vol.204
幕末の偉人 204a親父の小言 204b古典を 204c人間には3つの教育
一語履歴 vol.203
百歳の円相 203a一流と二流 203b最大の修業 203c道とは何か
一語履歴 vol.202
目に見えない力 202a平常心 202b不幸を吸っても 202c一日の王
一語履歴 vol.201
どんな選手を置くか 201a明かり 201b構想 201c正しきこと
最大の修業

A子さんは若い身でがんになり、辛い闘病生活を送るなかで、
「病気を治すには体の治療だけでなく心も治さなければ」
と思い立ち、『致知』を読み始めた。

中でも円覚寺の横田管長の「禅語に学ぶ」の連載に惹きつけられた。

「坐禅の要領は、
 ほんの一時でも過ぎたことは気にしない。
 これから起こることも気にしない、この二つ」

手術で失った体の一部を思い煩い、
これからの不安にとらわれがちなAさんですが
横田管長のこの言葉に出逢い、

いま現在をしっかり生きよう、
こうして生きていることに感謝しよう、

と思い直すことができたという。

「自分はお坊様のようにお寺で修行はできないが
 病気とともに日常生活の中で生きていることに感謝、
 生かされている感謝を学ぶために、自分なりの修行をしたい」

と、横田管長に届いた手紙に書かれていたそうです。

それに対して横田管長からの返信は

「いま置かれている状況の中で、日常の生活の中で
 感謝をもって生きることこそ最大の修行です」


 その後何度かの手紙のやりとりがあり、
 A子さんから届いた最後の手紙には、

「この間協会の前を通りかかったら

 天の父よ、どんな不幸を吸っても吐く息は感謝でありますように」

という言葉に出逢い、心に刻まれたこと、
そして、生と死の狭間で気付かれたという思いが書かれており
その言葉は、Aさんからのメッセージのように思えました。
 
2016.06.18

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