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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.253b

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一語履歴 vol.260
山田無文老師 260a老子講義録 260b鉄道自体が 260c八木重吉の詩
一語履歴 vol.259
大切な知恵 259a人間愛 259b本当の自分 259cお恵みの一部でも
一語履歴 vol.258
日本の運命 258a宝物ファイル 258b森信三 258c幸せ発信地
一語履歴 vol.257
財政再建 257a人の三倍 257bはちみつ 257cお客さん
一語履歴 vol.256
ソクラテス問題 256a卑しい仕事 256b日本の 256cなごやかさによりて
一語履歴 vol.255
あの時 255a商品がある 255bお店が必要 255c二宮尊徳の教え
一語履歴 vol.254
リーダーの資質 254aこの4年間 254b「よし」 254c自分に対して
一語履歴 vol.253
鍵山秀三郎 253a黒だよな 253b自己の指名 253C師を必要とする
一語履歴 vol.252
命は深い 252a作家として 252bお店を繁盛 252c国家の柱石
一語履歴 vol.251
東洋や西洋 251a日本の心学 251b何気ない言葉 251cハートが
自己の使命を完遂する
           管沼 守人(エ合気道祥平塾道場長)

合気道の開祖・植芝盛平翁という伝説の武道家がいました。
不世出の武道家と称えられながら世界の和合を説き、
愛の心を技として確立した菅沼守人さんは、盛平翁の最後の内弟子。
   
──植芝先生の教えとは、
  どのようなものですか。

大先生はよく
「合気道は実践の武道である」
と話されていました。

つまり相手を無理に倒したり
怪我をさせるのではなく、
心身を鍛練して真の人をつくるのが
武道の目的だと。

例えば、こういう言葉を残されています。

「合気とは、
 いうなれば真人養成の
 道であるともいえる。
 それで気育、知育、徳育、体育、
 それに常識の涵養が
 肝要となってくる」

「合気道は魂の気の洗濯が一番、
 その次には己の心の
 立て直しが肝要である」

私たちは人のことは
よく見えますが、自分のこととなる
となかなか見えません。

まず自分自身を直していくのが
武道の本義だということですね。

そういう人が一人、二人、三人と
増えていけば世の中は
自然とよくなっていく。

それがゆくゆくは
合気道で世界の人たちが
手を結び合えるような
世の中になるということを
大先生は説かれたのでしょう。

安岡正篤先生の教えにある

「一灯照隅、萬灯照国」

にも通じることだと思います。
  
──ある意味では、修養の大切さを
  説かれた言葉だとも言えますね。

そう思います。
例えば道場では強い、稽古も熱心。

だけど一歩外に出て
実生活はいい加減、
というのではやはり
心許ないですね。

大先生は、
「合気とは、
 天地の心を以て我が心とし、
 万有愛護の大精神を以て
 自己の使命を完遂することである」
とおっしゃっています。

一人ひとりが仕事なら仕事、
学問なら学問に全身全霊で
打ち込んでこそ、初めて人間は
磨かれていくものなのでしょう。
 
私たちは稽古で
「相手と一つになる」
という言い方をしますが、
稽古をとおして
「そのものになりきる。
仕事や学問と一つになる」
ことを学ぶのが大事だと思います。
 
2017.06.10

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