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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.175

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一語履歴 vol.180
論語の素読 180a運を掴む 180b売れる 180c温かい社会
一語履歴 vol.179
苦労に苦労 179a外堀を埋める 179b人間一人の力 179cいまがベストか
一語履歴 vol.178
燃える情熱 178a青春 178b小さな実践 178cいい顔をして
一語履歴 vol.177
子供の伸ばす 177a指導者の心得 177b成長するのか 177cイチロー選手
一語履歴 vol.176
大久保利通 176a自分の中で 176b停戦に導いた 176c本場で力を
一語履歴 vol.175
青年の覚醒 175a事業で最も 175b植民地開放 175cものづくりへの思い
一語履歴 vol.174
日本を創った 174a母親を納得 174b情熱と忍耐 174c快進撃の秘密
一語履歴 vol.173
感動が 173a若者に必要 173b老けない 173c伸びない...~人は窮地に
一語履歴 vol.172
ストレスに 172a幸運の女神 172b感謝 172c人を楽しませる
一語履歴 vol.171
当たり前の世界 171aしあわせ 171b突き抜ける 171c公文教育の原点
ある青年の覚醒
         鈴木秀子(国際コミュニオン学会名誉会長)

青年は26歳でがんになりました。

手術ができないほど深刻な状態でした。

私は父親からお手紙をいただいて、
青年を見舞ったのですが、
驚くことにベッドから立ち上がり、
病人とは思えないほどの笑顔で
私を迎えてくれました。

そして、こう言ったのです。

「僕はこの病気になって、
 当たり前の生活が
 いかにありがたいかが、
 よく分かりました。

 辛さよりもそれを知った
 ことの嬉しさのほうが、
 ずっと大きいんです」

彼は鍼灸師として埼玉県内の
病院に勤務していましたが、
自らの病をとおして患者さんの気持ちに
寄り添うことの大切さを知るとともに、
それまで上から目線だった自分を
本当に恥ずかしく思った、とも話してくれました。

当たり前であることの
ありがたさに目覚めたこと。

医療者としての心のあり方が分かったこと、
これもギリギリの環境の中で掴んだ
魂の声だったに違いありません。

そして、彼もまた奇跡的な回復を遂げ、
いまは医療現場へと復帰しています。

さらに驚くことには、彼が入院していた病院の院長が、
その前向きな明るい姿に心打たれ、
彼をスタッフの一員として迎え入れたことです。
 
2015.12.14

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