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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.173

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一語履歴 vol.179
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一語履歴 vol.178
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大久保利通 176a自分の中で 176b停戦に導いた 176c本場で力を
一語履歴 vol.175
青年の覚醒 175a事業で最も 175b植民地開放 175cものづくりへの思い
一語履歴 vol.174
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一語履歴 vol.173
感動が 173a若者に必要 173b老けない 173c伸びない...~人は窮地に
一語履歴 vol.172
ストレスに 172a幸運の女神 172b感謝 172c人を楽しませる
一語履歴 vol.171
当たり前の世界 171aしあわせ 171b突き抜ける 171c公文教育の原点
感動が一人の人生を変えた瞬間
          野田 文子(道の駅「内子フレッシュパークからり」の立役者)

数ある「道の駅」の中で、注目を集めた四国の愛媛県内子町ににある
「内子フレッシュパークからり」です。
「おかげさまで全国からうちの 直売所が注目されるようになりましたけど、
 それはここにいろんなドラマがあったからです。
 ドラマがないところは、成功もしないと思うんですよ」
     
――出だしはいかがでしたか。

それが最初はなかなか
お客さんが来ませんでした。

もともと最初につくられた直売所は、
産直トレーニング施設として
つくられたものだったんですよ。

――トレーニング施設ですか。

いまの道の駅ができたのは平成8年で、
それができる前提で実験場として
直売所が先につくられたんです。

だから店頭に出す農作物も、
自分たちの畑にあるものを出してもらって、
とにかく売る練習をさせようと役場は考えていたんですよ。

――野田さんのところでは何を出されたのですか。

うちは椎茸。それも規格外の
大きな椎茸を袋に3つ入れて、
200円で出したんよ。

そうしたらそれを見たお客さんがぶったまげて、
「何ですかこれは!」って言ったの。

いまはスーパーに行くとサイズの揃ったものが
パックに包装して売られているでしょう。

それしか見たことがない人にとっては、
椎茸がこんなに大きくなることを知らないわけですよ。

だからお客さんに、

「これは椎茸なんですよ。
 山で大きくなって農協の規格に入らないから、
 こうやって出したんです。
 網であぶってポン酢をつけて食べたらおいしいよ」

って説明したんです。

そうしたらそのお客さんが買ってくれてね。

目の前で椎茸が売れていく光景を見ていた時に、

「あぁこれなんじゃ、農業はこれじゃなきゃいけん」

って感動が走った。

――あぁ感動が。

それまで自分たちがつくった農作物は、
農協さんに決められた個数ごとに
合わせてパックに箱詰めしたら、
あとは出荷するだけで何の自由も利かない。

それにどんなに精魂込めてつくっても、
それがどこのスーパーで一体幾らで
売られているかも分からない。

もうとにかく不満だらけだったけど、
そんなことは全部吹き飛んだ。
 
2015.12.03

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