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犠牲なき献身こそ真の奉仕 ナイチンゲール「看護覚書」 副題 “What it is, and What it is not”=「看護とは何か,看護でないものは何か」 部下に、ただ働けと言うのでは無く、きちんと休養を取るよう指示。 看護は、ともすると「犠牲的精神」が美徳とされがちですが, 自分たちの生活にゆとりがなければ、決して良いサービスは提供出来ない。 「看護師の訓練でいちばん重要で実際的なもの, それは何をどのように観察するかを教えることである」 脈の観察では,弱々しい脈のことを「1本の糸が皮膚の下で振動している」と表現、 ほかにも「跳ね上がるような脈は動脈瘤」、「時々途切れるのは心臓疾患」など、 様々な病気における脈の特徴を鋭く捉え、指3本でもこれだけ分かる。 脈拍は、文字で説明することはできない。実際に触れてみなければ分からない。 「患者にある食べ物を、 茶碗1杯ずつ食べさせるように言いつけられた。 患者の胃袋はそれを受け付けない。 それなら1時間ごとに大さじ1杯を与えてみよう。 それも駄目なら、15分おきに小さじ1杯を与えてみよう。」 看護とは、 新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさを適切に保ち、 食事を適切に選択し管理すること―― こういったことのすべてを、 患者の生命力の消耗を最小にするように整えることを意味すべきである。 本は、1859年、明治維新の9年前に発表、専門的な本ですが、 読みようによっては、人との関わり方を教えている本とも取れます。 |
2015.07.19 |
話を聞いてあげてほしい 第16代アメリカ合衆国大統領 エイブラハム・リンカーンのメモ メモの内容は 「海軍総監、この青年にあったら話を聞いてあげてほしい」 『ある17歳の青年が、海軍入隊を希望し、フィラデルフィアからワシントンDCまで 歩いて行ったが、誰も相手にしてくれない。彼はがっかりしながらも、 大胆にもリンカーン大統領に会いに行く。リンカーンは見ず知らずの青年に会い、 親切にも海軍総監に、このメモをしたため、青年に持たせた。 この青年は、のちに有名なベル博士として世界に名をはせたのです。』 17歳の青年の話を聞き、メモを渡したリンカーンも素晴らしいが、 大統領に会いに行った17歳のベル青年も素晴らしい。 17歳のベル青年は、どんな風に話したのだろう。 また、リンカーン大統領は、何を感じたのだろう。 |
2015.07.18 |
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