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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.317a

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一語履歴 vol.320
軸をぶらさない 加齢は 320a苦が いつも全力で一所懸命
一語履歴 vol.319
教師の使命 319a自分の... 319b身から出た 319c足こぎ車いす
一語履歴 vol.318
ひたむきな努力 318a祖父の施し  318b適材適所 318c与えること
一語履歴 vol.317
命懸けの仕事 317a私のみるところ 317b考えるべき 317c公平
一語履歴 vol.316
この世の宝 心から来ている 人間も一人前 316a辛い出来事も
一語履歴 vol.315
裏切らないこと 315a朝の読書 315b人が嫌がる 315c人間の力は
一語履歴 vol.314
後から来る 314a湯ぶねの教訓 314bプロフェッショナル 314c叱って
一語履歴 vol.313
大豆100粒運動 313aよく見ましょう 313b覚悟を持とう 313c昇った日は
一語履歴 vol.312
諦めなかった道 312a人間の智慧 312bピンチは 312c一人の人間が
一語履歴 vol.311
我がこころの師 311a記憶は 311b人各々分有り 311cなお進まん
私のみるところでは
世の中は案外公平であります。
案外というよりも、
むしろ非常に公平であります。

多少の例外はあるかもしれませんが、
本当にやればやっただけのことはあります。

ごまかしたり、手を省いたりしていては、
特に学問の世界ではだめであります。
                  『平澤興一日一言』
 
2018.09.17
命懸けの仕事が自分を鍛えた
              鍵山秀三郎(日本を美しくする会相談役)

高校卒業後、自動車用品会社に勤め始めた
鍵山さん。待っていたのは、命の危険すら
感じるほどの過酷な環境でした。

入社して間もない頃は何の知識も技能も
ありませんでしたから、商品の配達や
売掛金の回収に駆け巡り、合間を縫って
自動車用品をつくったりメッキ加工を
施したりする技術を習っていきました。

また、米軍の払い下げ物資を落札してトラックで
引き取ってくるという仕事もしていました。
高校で習った程度の英語力しかなく、喋ることはできません。
それでも会社から指示された入札の基準に従って
見よう見まねで商品を落札し、税関に申告して税金を納め、
4トントラックを3~4台連ねて私の親くらいの
年齢の労働者ばかりを10~20人ほど乗せて、
引き取りに向かいました。

朝九時から11時半までの間に積み終えなければ、
残っている商品があっても締め出されてしまうため、
何としても時間内に積もうと必死でした。

当時はフォークリフトなどなく、
すべて人力で積まなければなりません。

中には自動車とは関係ない物も多く、
自分の背丈より大きな直径2メートルのタイヤもありました。
転がしている途中で倒したら起こせませんし、
もし下敷きになったら大怪我をするでしょう。

雨や雪の日は地面が滑りやすく、神経をすり減らすようにして、
まさに命懸けで運びました。ブレーキの故障しているバスを、
立川基地から坂の多い道を通って
西新橋の会社まで運転したこともあります。

他にもたくさん辛い、危険な仕事をしてきました。

それまで経験したことのない、なおかつ自分の能力を
遥かに超えることを要求されてきたわけですが、
それを私は拒否しませんでした。できないと決めつけないで、
とにかくやってみる。できるか、できないかではなく、
やるしかない。そういう心掛けで取り組んできたおかげで、
能なしで意気地のなかった自分を鍛えることができたのです。

「やったことないからできません」という台詞は、
逃げている人間の言い訳にすぎません。
 
2018.09.17

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