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      次代に輝く住まいを創る

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「伸びる選手の条件」
   
       吉田栄勝氏(一志ジュニアレスリング教室代表)

◆その1◆
…………………………………………………
「一度負けたくらいでクヨクヨするな」
…………………………………………………

私は沙保里によくこんな話をしてきました。

「もしおまえが途中で負けてしまったら、
 おまえに負けた子がまた泣いてしまうぞ。
 
 だからおまえに負けた子の分まで
 勝たなきゃいけない」と。

 一方、女房は2008年に
 連勝記録が119で途切れた時

「いままでおまえが勝たせてもらったその裏で、
 他の子は皆泣いていたんだよ。
 一度負けたくらいでクヨクヨするな」

と言いました。

 連勝の記録ももちろん大事ですが、
 やっぱり人間、負ける悔しさというのを
 覚えていってこそ、
 本当の成長へと繋がるのだと思います。


◆その2◆
………………………………
「素直な人間が伸びる」
………………………………

以前うちのレスリング教室に、
一万人に一人とも言える逸材がいました。

出る大会出る大会、全部優勝していきました。

ところが彼は、俺は日本一だという
偉そうな顔をしていて、態度が悪い。

その子が本当に強くなるかというと、
やっぱり最後、素直でなきゃだめですね、人間。

俺は偉いんだ、なんて偉そうにしている人間は
もう人が相手にしない。

小さい頃からそういうことをしっかり叩き込んで
おかないと、大きくなってから必ず損をします。
 
2013/03/18

「ビジネスマン以前に真人間であれ」

       フランス在住 田崎正光さん(会社役員・60代)

26歳の時に青年海外協力隊員を志願して
3年半を独立直後のバングラデシュの農村で
野菜栽培の普及に従事して以来、
政府開発援助計画の専門家として、
そして、45歳で中途入社した
民間種苗会社の駐在員として、
これまで通算するとインドネシア、ブラジル、
南ア、フランスに28年間を暮らし、
五大陸の多くの国々を訪問してまいりました。

野菜の栽培方法を教えたり、
その地域の条件に適した品種を改良をしたり、
あるいは高収量・高収益となる品種を普及する
現地法人の経営が主たる仕事です。

その間、多種多様な人種や文化(言語、宗教、習慣)の中で
所期の目標を達成するための方策を模索してまいりました。

そして、専門化され、知識を細分化した
あまたのハウツー物のビジネス書を
いくら読んでも得られえない、
ビジネスマン以前に真人間であれという、
人間としての体系的な指針を
本書『致知』の中でやっと見出すことができました。

これまで異文化の中で自分なりに試行してきた

「自分を受け入れてもらいたければ、
 先ず、相手を受け入いれよう」、

あるいは

「自分を尊敬してもらいたければ、
  先ず、相手を尊敬しよう」

というものが、本書で説く
“相互敬愛”や“惻隠”とか“謙譲”と
言われるものなのでしょうか。
 
2013/03/18

「デッドライン仕事術」

      吉越浩一郎(トリンプ・インターナショナルジャパン元社長)

香港での体験は、私のビジネス人生に
大きな影響をもたらした。

現地の同僚に同じ歳の二十九歳のドイツ人がいた。

驚いたことに、彼は着任早々自分の秘書を
探すことから始めたのだ。
日本の会社の常識では考えられないことであり、
私は彼に冷ややかな視線を送っていた。

ところが、いったん仕事を始めると、
彼は自分の仕事をどんどん秘書に振り分け、
私の何倍もの実績を上げ始めたのである。

衝撃を受けた私は、ボスが出張して
時間を持て余していた秘書に頼み、
レターをタイプしてもらうことにした。

私が時間をかけてようやくひねり出した拙い英文を渡すと、
彼女は当時の最新式電動タイプライターに向かうや、
凄まじいスピードでタイプし始めた。

ものの一分も経たないうちに
持ってきてくれたレターを見ると、
見事に洗練された英文に書き換えられている。
私は同僚が秘書を雇った意味が理解できた。

秘書に投資をすることばかりではない。
生きたお金の使い方をして仕事の効率を上げることは、
自分の成長を促し、ひいては会社のために
なることを私は学んだ。

もう一つ学んだことは、
常にデッドライン(締め切り)を設けて
仕事をすることの重要性である。

香港のオフィスには、社主である
トーマス・ベンツが考案した
木製の「デッドライン・ボックス」が
各自に配布されていた。

ボックスの中は月ごとに仕切られていて、
直近三か月の仕切りの中は、
さらに一日から三十一日まで日ごとに区切られている。

会社の仕事にはすべてデッドラインが設けられており、
書類はそのデッドラインの日にファイルしておく。
相手から必ずその日に連絡が入るからだ。

逆に自分が担当のデッドラインのついた
仕事のファイルは手元に置いて片っ端から片づけていき、
終えたものからデッドラインの日に入れておく。

おかげで常にデッドラインを意識して
仕事をする習慣が身についた。

例えば会社の始業時間の一時間前に出社して
ひと仕事する。

始業までに何が何でも終わらせなければ、
それ以降の仕事に支障を来すため、
一所懸命集中して取り組むことになる。

いわゆる“締め切り効果”が発揮され、
時間内にはちゃんと終えることができるのである。
そうして仕上げた仕事は質が低いかというと、
決してそんなことはない。

ダラダラ時間を費やした仕事より格段に質も高い。
そういう集中する仕事のやり方を、
平素からの習慣にすべきなのである。
 
2013/03/18

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