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この道を行く 坂田道信(ハガキ道伝道者) むかし むかし 師を同じくする 一人の呉服屋さんと 百姓がいました 二人は めぐまれた境遇では ありませんでしたが 師をしたい はげましあい 心ゆたかに 生き抜いたそうです この「むかしむかし」という詩は 坂田道信氏が 寺田一清氏と初めて出会った後に 書いたものといわれています。 ここにある「師」とは お二人の師である森信三先生のこと。 この詩を読まれて、 深く感動された森信三先生は 次のようなハガキを 坂田氏に宛てて送られています。 今朝「むかしむかし」を 読みおわった時 私は 思わず 嗚咽(おえつ) 慟哭(どうこく)を 禁じ得ませんでした 唯今(ただいま) 夜の8時に 再拝読いたしましたが やはり滂沱(ぼうだ)たる落涙を 禁じ得ないでいる次第です ハガキ道の伝道者として知られる坂田道信氏。 坂田氏は若き日に森信三先生と出会い、 ハガキを書くことの大切さを学んでから、 40年以上にわたって、 ハガキを書き続けてこられました。 「私は考えられないような 貧乏でね、病弱でね、 散々悔しい目に遭ったけど、 ハガキに出合って ものすごくおもしろい人生を つくり出すことができた。 だから私にとってハガキは『道』なんですよ」 「森先生は教育とは、 宗教とはハガキを書くことだと しょっちゅう言っていられましたが、 先生のお弟子さんたちの中には 書かない人もありました。 で、私のような頭のよくないものが 一所懸命書いて森先生に育てられたんです」 「頭がいい人はなかなかハガキをしない。 ハガキは一対一だから能率悪い。 能率悪いから苦労するんです。 だから能率、効率考えてる間はできん。 しかし一対一でも千回やれば一対千になるんですよ」 |
2013.02.23 |
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