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一語履歴WORD vol.188b

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一語履歴 vol.190
越境する 190a受刑者たち 190b絶対に 190c努力する...~能力の差
一語履歴 vol.189
願いに生きる 189a一番大切な 189b人を偲ぶ 189c部下指導の成功
一語履歴 vol.188
特攻で散った 188a失敗のすすめ 188b誓願 188c思いやりの心
一語履歴 vol.187
運命的な出会い 187a凡事徹底 187b次代を読む 187c普段の...~一度
一語履歴 vol.186
足りない 186a天が味方 186b登呂遺跡 186c土光敏夫の母
一語履歴 vol.185
人生を照らす 185a人生をひらく 185b心に響く 185c能力の差
一語履歴 vol.184
唾液と健康 184a本を読む 184b魔法の言葉 184c子ガンジー
一語履歴 vol.183
坂村真民 183a古典の輪読会 183b銀座久兵衛 183c理想の教師像
一語履歴 vol.182
がんの神様へ 182a童話に 182b心の目が 182c長く発展する会社
一語履歴 vol.181
生きる...~一人前と 181a一筋の道 181b折れない心 181c鉄は...~師に
松原泰道先生が貫いた誓願
              横田南嶺(鎌倉円覚寺管長)

私が禅の道に入るに至った一番のご縁は、
6年前に101歳で亡くなった松原泰道先生との出会いでありました。

中学生の時、泰道先生はラジオで
毎日『法句経』の講義をされており、
分かりやすい明朗な口調に引き込まれて
毎回熱心に聞いておりました。

そのラジオ講義が終了した頃、
たまたま上京する機会があり、
私はぜひお目にかかりたいと
先生にお手紙を書いたのです。

当時泰道先生は、
ご講演や執筆で多忙を極めておられましたが、
一面識もない中学生からの手紙にお返事をくださり、
面会の約束までしてくださったのです。

そして初めてお目にかかった時に書いてくださったのが、

「花が咲いている/

精いっぱい咲いている/

私たちも/

精いっぱい生きよう」

という言葉でした。

これは今日に至る私の人生を貫いてきた言葉でもあり、
将来もしあなたの一生とは
どういうものだったのかと問われたならば、

「中学生の時に泰道先生にお目にかかり、
花のように精いっぱい生きよと言われ、
その言葉どおり精いっぱい生きて死んだ」。

そう答えられるとしたら、
私にとって本望だと思っているほどです。
 
2016.02.12

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