本文へスキップ

      次代に輝く住まいを創る

TEL. 0246-65-2311

〒979-0154 福島県いわき市沼部町鹿野43

一語履歴WORD vol.183

過去の一語履歴を見ることが出来ます。

一語履歴 HOME
⇦前 一語履歴 次⇨ 
一語履歴 vol.190
越境する 190a受刑者たち 190b絶対に 190c努力する...~能力の差
一語履歴 vol.189
願いに生きる 189a一番大切な 189b人を偲ぶ 189c部下指導の成功
一語履歴 vol.188
特攻で散った 188a失敗のすすめ 188b誓願 188c思いやりの心
一語履歴 vol.187
運命的な出会い 187a凡事徹底 187b次代を読む 187c普段の...~一度
一語履歴 vol.186
足りない 186a天が味方 186b登呂遺跡 186c土光敏夫の母
一語履歴 vol.185
人生を照らす 185a人生をひらく 185b心に響く 185c能力の差
一語履歴 vol.184
唾液と健康 184a本を読む 184b魔法の言葉 184c子ガンジー
一語履歴 vol.183
坂村真民 183a古典の輪読会 183b銀座久兵衛 183c理想の教師像
一語履歴 vol.182
がんの神様へ 182a童話に 182b心の目が 182c長く発展する会社
一語履歴 vol.181
生きる...~一人前と 181a一筋の道 181b折れない心 181c鉄は...~師に
坂村真民の歩んだ道
          西澤 真美子(坂村真民さんのご息女)

詩一筋の生活というのは、
言ってみれば一日の生活すべてが
詩に向かっていたということです。

それも父は何事においても
徹底していました。

「自分は天才ではないのだから、
 少しでも長く生きて、
 少しでも多くの詩を書く」

と口にしていた父は、
食べる物にしても美味しい物ではなく、
体によい物を食べていたのです。

本当にすべてが
詩に向かっていた姿からは、
耳を澄ませば「コツコツ」という
音が聞こえてくるのではないかと
思ったくらいでした。

ただ詩を書く。

コツコツと。

おそらくある一定の期間だけで
よいというのであれば、
こうした生活を続けられる人も
いるかもしれませんが、
これを一生続けるというのは
本当に難しいことだと思います。

父には土曜日も日曜日も
ありませんでした。

お正月はと言うと、
一年の始めだからともっともっと
精進しようとするほどの
凄まじさがありました。

ただ、その厳しさを家族に
求めることはありませんでした。

父は自分のことはすべて
自分でするという生き方を
貫きとおした人でもあったのです。
 
2016.01.21

バナースペース

櫛田建設株式会社

〒979-0154
福島県いわき市沼部町鹿野43
Mail infous@kushida-web.com
TEL 0246-65-2311
FAX 0246-65-2313
定休日:土曜日・日曜日