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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.184a

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一語履歴 vol.190
越境する 190a受刑者たち 190b絶対に 190c努力する...~能力の差
一語履歴 vol.189
願いに生きる 189a一番大切な 189b人を偲ぶ 189c部下指導の成功
一語履歴 vol.188
特攻で散った 188a失敗のすすめ 188b誓願 188c思いやりの心
一語履歴 vol.187
運命的な出会い 187a凡事徹底 187b次代を読む 187c普段の...~一度
一語履歴 vol.186
足りない 186a天が味方 186b登呂遺跡 186c土光敏夫の母
一語履歴 vol.185
人生を照らす 185a人生をひらく 185b心に響く 185c能力の差
一語履歴 vol.184
唾液と健康 184a本を読む 184b魔法の言葉 184c子ガンジー
一語履歴 vol.183
坂村真民 183a古典の輪読会 183b銀座久兵衛 183c理想の教師像
一語履歴 vol.182
がんの神様へ 182a童話に 182b心の目が 182c長く発展する会社
一語履歴 vol.181
生きる...~一人前と 181a一筋の道 181b折れない心 181c鉄は...~師に
本を読む 喜び 楽しさ
感動を若い世代に伝えたい
              小さな人生論

金賞 中村奈三(帯広市立川西中学校3年生)

突然辺り一面がぼやけて見えた。
目からは何か熱いものがこぼれ落ちる。
必死に耐えようと思ったが
それも無理なくらいに私の涙腺は崩壊した。

私は本があまり好きではない。
小さい頃こそ絵本を読みあさっていた
自分だが、中学校に入ってからは
全くと言っていいほど本を読まなくなった。

そんな時、先生にこの本を紹介され、
せっかくの機会だからと読んでみた。

読んでいるうちに、将来への大きな決断を
しなければならないという大きな不安と、
人間関係という緊張感を持った
中3の自分から解き放たれたようだった。

たった1人の15歳の自分がその本から
生きる術を身につけようとするようだった。
こんなに真剣に読んだ本は久し振りだから、
きっと将来の大きな道標になるだろう。

2冊で10ある話は、どれも私の当たり前が
音を立てて崩れ落ちるところから始まった。

けれども、彼らは逆境の中で幸せを掴んだ。
私は親に愛され、友人と大いに遊び、
五体満足に生きながらも不満を抱えている。

彼らの幸せは、私の「あたりまえ」で
できている。
きっとそれに気づくには、
私も「あたりまえ」を失わなければ
ならなかっただろう。

しかし、この本で私の「あたりまえ」が
どんなに幸せであるか気づかされた。
もし私がこの本に出会っていなければ、
どんなに自分が幸せであるかも知らずに、
不安に押しつぶされ、
小さな道標も見つけられずに
人生という道から逃げ出してしまって
いたかもしれない。

こう思えたきっかけも、
きっと何かの縁なのだろう。

私はこのことを思い出しながら、
逃げずに悩みとしっかりと向き合いながら
力強く前進していきたい。


銀賞 沼田優和(東京都立小山台高校2年生)

読み終わってまず最初に思わず小さく
息をついていました。

本の量はそこまで多くなく、15分程あれば
読み終わるもので、ついた息は決して疲労
から来るものではありませんでした。

むしろ、何か行動したい、と思って
ソワソワとした自分を落ち着かせる為の
ものだったのだと思います。

これから、私がそう思うに至った、
一番心に響いたお話についての感想を
書きたいと思います。

私が書きたいのは、イチローのお話です。
今でこそ日々注目されている彼の姿を作った
のは、他でもなく彼のかけた野球に対する
時間と努力でした。

イチローが惜しみなくそれだけのものを
費やすことが出来たのは、彼が確固たる
「夢」を持っていたからでは
ないでしょうか。

夢を実現するということはとても困難なこと
であると思います。

筆者の言うように、夢に対して本気に
ならなければいけませんし、
代償を払わなければいけません。

それも、自ら進んでそうする姿勢が必要で
あると思います。

私は今高校2年生で、進路について色々
悩んでいる時期です。
自分に自信がもてず、その進路や夢を諦めて
しまおうか、と弱気になってしまうことが
あります。

しかし、この本を読んでたくさんの勇気を
もらいました。
イチローは自分の夢を諦めなかったから
自らの夢を叶えることが出来たのだと思います。

「夢を持ち、その夢を実現すべく
燃えることができるのは、
全生物の中でも人間だけである」。
私は幸運にも人間で、そして実現したい夢を
持っています。

その夢は、私にとって、本気になるにも、
代償を払うのにも値するものでもあると
信じています。

「努力し続けること、そのことによって
 自らの手で夢を叶えたイチローのように、
 私も夢を追い続けたい」。
 
2016/01/25

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