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指導者というのは我慢が必要 中村宏之氏(北海度ハイテクAC代表) 日本記録保持者の福島千里選手をはじめ 日本女子短距離界でトップクラスの選手を 指導する中村宏之監督。そのユニークな指導法には定評があります。 しかし、技術論ばかりに走ると 選手はダメになると中村監督は言います。 単純に前に進むことなんですよ、 短距離なんていうのは。 確かにテクニックや技術というのは たくさん取り入れたほうがいい場合もあります。 ところがあまりに情報を詰め込みすぎると、 逆に何をやったらいいのか 選手が分からなくなってしまうんです。 だから指導者は自分の考え方を よほどしっかり持たないと、 選手が振り回されてしまうことになります。 実は福島も最初の頃は、 右の腕振りのことで周囲から結構言われたんですよ。 もう本当にあちこちで、 福島の腕振りを直させたほうがいいと言われたので、 そのたびに僕は 「あれがいいの。 あれでうまくリズムをとって走っているの」 とだけ言ってきました。 ところがここ最近、 ちゃんと理に適った腕振りになってきたんですよ、 本人に何も言わなくても。 力強く腕を振って前に進もうと思ったら、 自ずと直っていくんです。 だから指導者というのは我慢が必要ですね。 いつも近くで見ているわけだから、 つい言いたくなっちゃうんですよ。 でもそれを我慢して、 いかにじっと見守ってあげられるかです。 でも、私自身、いまはこんな 偉そうなことを言っていますけど、 かつてはそうではなかったんですよ(笑)。 |
2015.08.03 |
誠は扇の要 人間、情熱だけで突っ走っても、それなりにうまくいくものである。 しかし、それはあくまでも一時期である。 人間としての誠実さを欠くと、必ずどこかで崩れる。 歪んだ結果しか手にできない人生になってしまう。 「誠は扇の要(かなめ)」という。 小さな要があることで扇はその形を保つことができる。 要を外せばバラバラになってしまう。 どんな才能、才覚、情熱があっても、 誠実という要がなかったら、その人生は真に結実に至ることはない。 |
2015.08.01 |
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