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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.137b

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一語履歴 vol.140
仕事の鉄則 140aさつまいも 140bマザー・テレサ 140c松井秀喜の才能
一語履歴 vol.139
プロの流儀 139a吉田松陰 139b天才心臓外科医
一語履歴 vol.138
一天地 138a木猫 138b吉田茂首相 138c感動分岐点
一語履歴 vol.137
人生に 137a谷間に咲く 137b一人の時間 137c目の不調
一語履歴 vol.136
ちょっとだけ 136a桃李 136b生命の火を 136c柿と語る
一語履歴 vol.135
心の純粋性 135a明るくふるまう 135b想像する 135c逃げない 135d
一語履歴 vol.134
煩悩 134a仕事ができる 134b幸福は
一語履歴 vol.133
男なら 133a価値はない 133bハタケヤマ 133c発展は幸福を
一語履歴 vol.132
アイデアに 132a人は何のために 132b違う見方 ~昨日はもっと大事
一語履歴 vol.131
迷ったときは 131a親に感謝 131bどん底家族 131c組織はそこに
1人の時間をどう使うか それが運命を決める
               藤尾秀昭(月刊『致知』編集長)

何か事を成し遂げようとする時には、
ただ一所懸命やるだけではなく、
先哲の教えに学ぶことが重要でしょう。

幕末の儒者、佐藤一斎(いっさい)の言葉。

「一燈を提(さ)げて暗夜を行く。
 暗夜を憂うることなかれ。
 ただ一燈を頼め」

人生行路は暗夜を行くようなものだが、
一燈があれば転んだり道を踏み外したりすることはない、
と一斎は教えている。

では、一燈とは何か。

古今東西の先哲が残した、
生きていく上での範となる人生心得こそ、
その一燈になるのではないだろうか。

清代末、13年に及ぶ太平天国の乱を平定した
哲人政治家、曾国藩(そうこくはん)が
自分の息子に、お前の態度は浮ついている、
その欠点を正すには早起き・有恒(ゆうこう)・重厚に留意せよ、
と教えている。

この三つの中でも特筆すべきは有恒だろう。

恒(つね)有り。
ムラッ気がなく一貫している、ということである。
恒のない者が大成することはない。

また、曾国藩は息子にこうも教えている。

「父はお前が大官になることは願わない。
 読書明理の君子になってほしい。

 勤倹自ら持し、労苦に習い、
 順境にも逆境にも変わりなく処していくのが君子である」

現代にも通じる心得であろう。

経団連会長を務め、国鉄民営化に
大きな役割を果たした土光敏夫氏は、
ビジネスマンにこういう言葉を残している。

「会社で8時間懸命に働くのは当たり前。
 当たり前でないのは会社が終わってからの時間をどうするかだ」

パブソンという人が過去100年に
世界の実業界で活躍した人たちを調べて、
同様のことを言っている。

「彼らが成功した要因は、
 彼らが例外なしに会社が終わってからの時間が
 大切だと思っていた点に求められる」

1人の時間をどう使うか。
それが運命を決めるということである。
 
2015.04.27

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