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一語履歴WORD vol.518b

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この人にならついていこう

特別な才能や知識はないのに、
なぜか多くの人が協力し、
大きなことを成し遂げていく人がいます。
そうした人に共通するもの何か――。

……海軍で「髭の提督」と呼ばれた木村昌福中将もまた
人望力で部下の運命を切りひらいた人でした。

木村中将に関する印象的なエピソードがあります。
戦闘中に、左右から敵の魚雷が向かってきたことがありました。
どうにも避けようのない状況の中、
木村中将は「航海長、真っ直ぐ進め!」と命令します。
すると、一つの魚雷は手前で不発となり、
二つ目も水深の深いところを通り過ぎ、
難を逃れることができました。

戦後、
「なぜあの時、『真っ直ぐ進め』という命令を出したのですか?」

と尋ねられた木村中将は、

「操舵機を握っている若い士官に、
『艦長の命令通り直進したから命中したのだ』と
責任回避させてやらなくちゃあ。どうせ命中するのだから」

と答えたといいます。

つまり、

「すべての責任は艦長の自分にある」

ということです。

また、木村中将は、いま機関室では誰が何をしているか、
食堂ではどうかなど、細かいところまで]
部下や現場の「業」をしっかり理解、掌握していたといいます。

自分の命や地位や名誉ではなく、
何よりも部下のことを最優先に考えて行動する。
そして率先垂範で危険な任務に当たり、
現場の実情にもしっかり通じる。
こういう平素の実践によって、

「この人にならついていこう」

と部下たちに思わせる人望力が備わっていったのです。

2020.12.07

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