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一語履歴WORD vol.513b

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書き続けるという意志と技術 511a一流の人 511b心を常に積極的に保つ
50歳を過ぎても燃え滾る情熱があれば、それは本物

デビュー作は太宰治賞、2作目で芥川賞を受賞――
日本の純文学を代表する作家として活躍し、
今年春の叙勲では旭日小綬章を受章され、
「85歳まで書き続け、100篇の長編小説を残す」
という一念を掲げて執筆活動を行ってきた宮本輝さん。

(宮本)
昔、ある人から「俺は50を過ぎた人間の情熱しか信じない」
と言われたことがあるんです。
35歳の時でしたけれど、その時は意味が分からなかった。

まるで35歳の自分が否定されたような気がしてね。
しかし、絶対に50になってみないと、
この人が言っている意味が分からないだろうとも思いました。

それで48歳の時に阪神・淡路大震災です。
私は関西を拠点にしていますから、家も壊れました。
死んだ気になって、一生行けないかもと思っていた
シルクロード6,700キロの旅にも出ました。
それでも「50を過ぎた人間の情熱しか信じない」
という意味は分からなかったですね。

で、いよいよ50歳になる直前ぐらいになって、
ようやく「ああ、そうか」と。50年ですから、
どんなに平々凡々に暮らしてきた人でも、
やっぱりいろんな経験をしていますよ。

思いどおりにいかないことばっかりだっただろうし、
病気もしただろうし、人に裏切られたこともあるだろうし。
そうやって生きてきた人間の持つ「力」というものがあるんですよ。

(また、そういう人生経験を経て、
なお50歳を過ぎても燃え滾る情熱があれば、それは本物だと。)

2020.11.20

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