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一語履歴WORD vol.515b

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病気になって感謝することばかり

尼僧として80年以上、禅の修業一筋に生きてこられた青山俊董さんは、
昨年、立て続けに大きな病気を経験されたといいます。

(青山)
教えられる、学ばされるという意味では、
病気などにしてもそうですね。

私は昨年、脳梗塞と心筋梗塞を立て続けに体験しました。
ある講座の時、話はできるのに、
黒板の字がどうしても字になりません。
翌朝、修行僧が「先生、言葉がおかしい」と言うので
すぐに入院しました。

5か月ほどすると今度は心筋梗塞で倒れまして、
周囲は葬式の準備まで考えていたそうですが、
本人としてはいろいろと気づくことがあって、
毎日呑気に楽しんでおりました(笑)。

私は修行僧たちに「苦痛と苦悩は違う」とよく言っています。
体の痛みは確かに苦痛かもしれません。
しかし、そのことを通して気づくことが山ほどありますからね。 
病院の廊下に立ちますと、
生老病死というものが目の前に展開している。
いまは福祉が行き届いていて、
元気な人しか見えなくなっていますが、
本当はこれではいけないんですね。

やがて自分も病に伏す時が来る、
老いて死ぬ時が来ると人生全体の姿が展望できて
人生の座標軸というものが分かれば、
いま、どう生きるべきかが自ずと見えてきます。

その意味でも病気になって
私は感謝することばかりでこざいました。
まさに「南無病気大菩薩」です。

2020.11.26

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