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眺望は人を養う 平成の元号も再来年の4月いっぱい。 内平らかにして外成る―― 内が平らかであって初めて 外を調(ととの)えていくことができるという意味です。 「眺望は人を養う」 素晴らしい眺めが人の心を養い、 人を育ててくれるということです。 子どもの頃に見た山や川や海がみせてくれた眺望。 それが無意識のうちに人格形成に及ぼした影響は 測り知れないものがあると思います。 そして、それは大自然の眺望だけではありません。 1人の人間がその生き方でみせる眺望、 人間が織り成す眺望も人を養い、育ててくれます。 心の中にはるかに見晴るかす眺望を持っていたいものです。 「金がないから何もできないという人間は、 金があっても何もできない人間である」 シンプルですが、人生の真理を突いた言葉です。 金を時間に代えても同じです。 言い訳は敗北の前兆と知っておきたいものです。 羽生善治氏の言葉。 「10年、20年、30年、同じ姿勢、同じ情熱を傾けられることが才能だと思う」 この才能は、「本当の才能」と言い換えてもいいかもしれません。 天才といわれる人ほど、この言葉を全うできないかもしれません。 一生一事一貫。 一道を歩む者の範としたい言葉です。 鈴木大拙翁の言葉。 「一歩一歩上がればなんでもないぞ。 一歩一歩努力すれば、いつの間にか、高いところに上がっているものだぞ」 長年アメリカにいた翁は90歳の時、 鎌倉東慶寺の上にある松ヶ丘文庫に住んでいたといいます。 そこに行くには130の階段を上がらなければなりません。 ある人が「90歳を超えて、130の階段を上って帰るのは大変でしょう」といった時に、 翁が答えたのが先の言葉です。 「求道は一生」と覚悟した人ならではの言葉でしょう。 懦夫(だふ)を奮い立たせる言葉です。 |
2017.12.15 |
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