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      次代に輝く住まいを創る

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〒971-8134 福島県いわき市鹿島町飯田字八合22

一語履歴WORD vol.183

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師に遇うも覚らず...
教師が学び合う「ふくの会」を
地元山口県で30年以上にわたり
続けてこられたという
小学校教師・福山憲市さん。

そのまなざしの先には、
常にワクワクしながら授業を
受ける子供たちがいました。

◆ プロ教師が語る理想の教師像 ◆

福山憲市(下関市立勝山小学校)
    ×
占部賢志(中村学園大学教授)

【占部】
きょうの対談では
「一生一事一貫」というテーマを
いただいていますが、福山先生は
この言葉をどう受け止められましたか。

【福山】
私はこの言葉を目にした時、
「鉛筆型人間」という言葉が
すぐに頭に浮かびました。

鉛筆の真ん中に
真っ直ぐの芯があるように、
教師も真っ直ぐの芯を
持つべきだと思います。

もっとも小学校の教師については、
特にいろんな芯の硬さを
持たなければいけないと思うんです。

私は以前特別支援学級を
受け持ったこともあるのですが、
そういったクラスの子供たちに
通常学級の子供たちと同じように
接することはできませんよね。

ですから教師としていかなる場合も
芯はぶれさせないけども、
芯の硬さはある子にはHB、
ある子にはFという具合に変えて
よいのではないかと思っています。

それと鉛筆の芯の周りには
木を使っていますよね。

だから「気をつかって」常に
アンテナを張り巡らせる、
そういう人間でないといけません。

【占部】
それは面白い考えですね。

【福山】
さらに鉛筆というのは
削っていくものなので、
教師も身を削りながら芯を貫いていくと。

それを最低10年やると、
自分の思いがきちんとした
形として見えてきます。

でも肉にも熟成期があるように、
自分を熟させるためには20年やる。

さらに芸の世界に守破離
という教えがあるように、
人とは一味違うものを出していくには
30年やる必要があるのではないかと。

これまで「ふくの会」を一貫して
30年以上やってきたこともあって、
「一生一事一貫」という言葉を見た時に、
それは「鉛筆型人間を目指そう」
ということと同じだなと思いましたね。
 
2016/01/25

当代一流の寿司の名店「銀座久兵衛」。

昨年、創業80年を迎えた老舗は、
いまも多くのお客さんに
支持されています。

◆ 名店「銀座久兵衛」の原点 ◆

今田洋輔(「銀座久兵衛」二代目店主)
    ×
早乙女哲哉(天ぷら「みかわ是山居」主人)

【今田】
昔、築地に「とんぼ」という
大きな料亭がありまして、
親父がまだ田舎から出てきて
間もない頃にそこで寿司を
握っていましてね。

銀行と企業の懇談会の時に、
先輩の一人が常連さんに
言われて歌舞伎の声色を
やらされていたんですが、
親父は何の芸もない男で、
「酒だったら何杯でも飲んでやる」と、
大きな鉢にドボドボ酒を入れて
一気にカーッと飲んだらしいんです。

そうしたら、そこにいた
浅野セメントの浅野総一郎様が、
面白い男だと気に入ってくださって、
「店を出したらどうだ」と勧められて
昭和10年に「久兵衛」を始めたんです。

ありがたいことに、
北大路魯山人先生や
志賀直哉先生といった文化人や、
吉田茂先生をはじめとする
政財界の方など、たくさんの方々に
ご贔屓にしていただいてきました。

【早乙女】
ご自分でご覧になって、
先代の仕事ぶりはいかがでしたか。

【今田】
やっぱり身を粉にして働くことを
少しも厭わないというか、
商売というのは体を
張ってやるものだということを、
父の働く姿から学びましたね。

酒飲みでしたから、
私が仕事を覚える前に
死んじゃうんじゃないかなんて
心配したこともありますが、
おかげさまで74近くまで
生きてくれました。

普段は私と目を合わせて
話をすることもほとんどないような
シャイな人でしたけれども、
お店に出るとそれを感じさせないんです。

まぁお酒好きだったものですから、
お酒の力を借りながらお客様と
丁々発止をするんですね。

普段から偉い方に対しても
あんまり気にしないでものを
言うほうだったし、飲ませればさらに
面白くなるというんで評判だったんです。

【早乙女】
やっぱり魅力っていうのは、
その人にロマンがあるか
どうかじゃないですか。

夢ですよ。

夢を持ってる人のところに
人が集まって来るんです。
 
2016/01/22
40年間の高校教師を支えたのが、
若い頃から続けてこられたという
教師仲間との切磋琢磨でした。

◆ 自分を高める古典の輪読会 ◆

福山憲市(下関市立勝山小学校)
    ×
占部賢志(中村学園大学教授)

【占部】
どうやってプロとしての
技術を磨いてきたかと言うと、
私も福山先生と同じように
勉強会をしました。

最初は三名でしたけど、
毎週土曜日に教員住宅の
四階にある私の家に集まってやると。

やったこととしては、
主に研究発表と輪読です。

特に私はどの勉強会でも
古典の輪読は必ずやってきました。

ですから学級経営をどうすると
かいう技術的な本などはは
各自で読みなさいと。

それよりも古典を中心に読み進めて、
その中から教育に関わることを
読み取っていきました。

【福山】
例えばどのような古典を
読まれていたのですか。

【占部】
すぐ思い浮かぶのは
中江藤樹の『翁問答』。

一番多かったのは松陰先生の本ですね。

例えば岩波文庫から出た
『書簡集』には、松陰先生が
妹の千代に宛てた手紙が
載っているわけですよ。

それを読むことで、
生徒たちに語りかける上での極意
みたいなものを感じ取るわけです。

ですからお互いが面と向かって
切磋琢磨するのではなく、
何かに学びながらお互いに
切磋琢磨する形が自然に
取れていたのだと思います。

それを続けていくと、
何かがお腹にたまってくると
言いましょうか、
自信が生まれてくる。

こうなると教師がちょっとやそっと
では慌てなくなるんですよ、
学校でどんな問題が起きても。

僕が思うのは、
勉強会というのは不特定多数と
一緒に学ぶということではなくて、
顔と名前などはっきり
輪郭が分かっていて、
具体的な人格を持った人間と学ぶ。

その中から一騎当千の教師が
出てくればいいと思うんですよ。
 
2016/01/21

詩をつくり続けることと、
自らをつくりあげること。

この二つを生涯貫かれた
詩人・坂村真民さん。

その弛まぬ努力によって、
多くの人の心に火を灯す
詩を世に遺してくれました。

◆ 坂村真民さんの歩んだ道 ◆

西澤 真美子(坂村真民さんのご息女)

詩一筋の生活というのは、
言ってみれば一日の生活すべてが
詩に向かっていたということです。

それも父は何事においても
徹底していました。

「自分は天才ではないのだから、
 少しでも長く生きて、
 少しでも多くの詩を書く」

と口にしていた父は、
食べる物にしても美味しい物ではなく、
体によい物を食べていたのです。

本当にすべてが
詩に向かっていた姿からは、
耳を澄ませば「コツコツ」という
音が聞こえてくるのではないかと
思ったくらいでした。

ただ詩を書く。

コツコツと。

おそらくある一定の期間だけで
よいというのであれば、
こうした生活を続けられる人も
いるかもしれませんが、
これを一生続けるというのは
本当に難しいことだと思います。

父には土曜日も日曜日も
ありませんでした。

お正月はと言うと、
一年の始めだからともっともっと
精進しようとするほどの
凄まじさがありました。

ただ、その厳しさを家族に
求めることはありませんでした。

父は自分のことはすべて
自分でするという生き方を
貫きとおした人でもあったのです。
 
2016/01/21

バナースペース

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