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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.182b

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一語履歴 vol.190
越境する 190a受刑者たち 190b絶対に 190c努力する...~能力の差
一語履歴 vol.189
願いに生きる 189a一番大切な 189b人を偲ぶ 189c部下指導の成功
一語履歴 vol.188
特攻で散った 188a失敗のすすめ 188b誓願 188c思いやりの心
一語履歴 vol.187
運命的な出会い 187a凡事徹底 187b次代を読む 187c普段の...~一度
一語履歴 vol.186
足りない 186a天が味方 186b登呂遺跡 186c土光敏夫の母
一語履歴 vol.185
人生を照らす 185a人生をひらく 185b心に響く 185c能力の差
一語履歴 vol.184
唾液と健康 184a本を読む 184b魔法の言葉 184c子ガンジー
一語履歴 vol.183
坂村真民 183a古典の輪読会 183b銀座久兵衛 183c理想の教師像
一語履歴 vol.182
がんの神様へ 182a童話に 182b心の目が 182c長く発展する会社
一語履歴 vol.181
生きる...~一人前と 181a一筋の道 181b折れない心 181c鉄は...~師に
肉体の目の代わりに心の目が開かれた
                   鈴木秀子(国際コミュニオン学会名誉会長)

北海道でホテル、ゴルフ事業を営む男性経営者がいます。

この男性は特に社員を厳しく怒鳴りつけながら
ワンマン経営を続け、地位や名誉を手にし、
財を成してきた成功者の一人です。

男性は持病の糖尿病で視力が低下したため、
ある時、目の手術を受けることになりました。

医者からは
「手術の成功の確率は97パーセントです」
と伝えられ、男性も大船に乗ったつもりでいました。
ところが、この手術は失敗に終わり、
ついに両目を失明してしまうのです。
これは全く思ってもみないことでした。

男性にとって、失明という試練は耐えがたく、
それからというものは、すべてを失ってしまったか
のような絶望感に駆られる毎日が続きました。
「どうして自分だけが……」
と悶々とした状態だったといいます。

少しでも辛さを紛らすために会社に出勤し、
仕事に打ち込んでいた男性に、
数か月後、一つの変化が起きます。
それまで全く気づくことのなかった、
新鮮な感覚を覚えるようになったのです。

それは社員や周囲の人たちがかけてくれる
温かい思いやりの心でした。
会社に顔を出した男性に社員たちは手を貸し、

「社長と出会えて幸せです」
「社長に来ていただくだけで大きな励みになります」
と優しく言葉をかけました。

これまで厳しく接し、疎まれていると思い込んでいた
社員たちの真心と愛情を、
深く噛み締めている自分がいたのです。

社屋から一歩外に出れば、
心地よい風や鳥のさえずりが、
疲れ切った心を優しく包んで
癒やしてくれます。
男性は、何気ない風の変化から冬から春、
春から夏へという季節の移ろいを敏感に
感じ取るようになっていきました。

男性は、私にこのように話してくれました。
「私は目が不自由になったことを、
不幸だとは思いません。
肉体の目の代わりに心の目が開かれ、
見えなかった世界を見ることができる
ようになったのですから」と。
 
2016.01.17

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