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もし、彼女がそういう上司になったら 文学博士・鈴木秀子先生に あるサラリーマンが悩みを打ち明けました。 「上司との関係がうまくいっていない」 という相談です。 鈴木先生が話に耳を傾けているうちに、 男性は大切なことに気づいていったといいます。 (鈴木) 真実の自分の声ということに関して、 最近このような出会いがありました。 四十代のサラリーマンが私を訪ねてきて、 ある悩みを打ち明けられたのです。 「自分は仕事は好きだけれども、 耐えられないことが一つある。 とても強くて厳しい女性の上司がいて、 その人といるとエネルギーを 吸い取られてしまう気がする。 会社に行くのが憂鬱で、 このままだと病気になってしまうかもしれない。 どうしたらいいでしょうか」 という相談です。 私は男性の話を聞き終わった後、 「その女性のもとで働くことで、 どんないいことがありますか」と質問しました。 「何もありません」 「では、もし彼女が あなたの理想とする上司だったらどうですか」 「優しくて思いやりがあり、 自分の言うことも よく理解し応援してくれると思います」 私はさらに質問を続けました。 「もし、彼女がそういう上司になったら、 あなたにとってマイナスのことは何ですか」 しばらくすると、 それまでしょげていた彼の表情が 変わっていくのが分かりました。 ピンと背筋を伸ばし、こう言ったのです。 「ああ、そうですよね。上司がそうなったら、 上司に甘え、それに満足してしまい、 漫然と同じことを繰り返す自分になってしまい、 自分が嫌になってしまう。 ・・・・彼女は、自分に必要な上司です。」 |
2022.10.15 |
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