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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.107b

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一語履歴 vol.110
なぜ... 110a一輪の椿... 110b成功の反対... 110cその姿は...
一語履歴 vol.109
強味... 109a心の反映... 109b本物の食... 109c史上初5連覇...
一語履歴 vol.108
奇跡の復興... 108a夢を実現... 108b伸びる人の条件...
一語履歴 vol.107
芸道一筋... 107a他人を... 107b腰骨を... 107c先繰り機転...
一語履歴 vol.106
求める心が... 106a感動分岐点... 106b若者よ...
一語履歴 vol.105
明日また... 105aひとりの少女... 105b伸びる人間... 105c一所に懸命...
一語履歴 vol.104
人間力を... 104a中川一政 104b桜となれ... 104c徳を以て...
一語履歴 vol.103
海上自衛隊... 103aこの瞬間... 103b食べたいもの... 103c解釈を変える
一語履歴 vol.102
選手が自立... 102a一燈園 102bヒットアイデア 102c涙の種はいつか...
一語履歴 vol.101
成長の糧... 101aギリギリまで... 101b人間関係の力... 101c運を...
腰骨を立てれば、心も真っ直ぐに正される
               横田南嶺(円覚寺管長)
   
姿形を正してゆけば、
必ずこころもまっすぐに正される。

森信三先生は、

「もししっかりした人間になろうと思ったら、
 先ず二六時中腰骨をシャンと立てることです。
 こころというものは見えないから、
 まず見える体の上で押さえてかからねばならぬのです」

とお教え下さっています。

また、

「腰骨を立てることはエネルギーの不尽の源泉を貯えることである。
 この一事をわが子にしつけ得たら、
 親としてわが子への最大の贈り物といってよい」

とも仰せです。

腰骨を立てる要領は
第一、先ず尻をウンと後ろに引き、
第二に腰骨の中心を前へウンと付き出し、
第三に軽くあごを引いて下腹にやや力をおさめるのです。

円覚寺の坐禅会に長く通って、
今、学校で児童カウンセリングをやっている青年がいます。

彼は、いじめにあって不登校になった小学生の
カウンセリングを担当していた。

坐禅をしている彼は、普段から無意識のうちに
腰骨を立てて相手の話を聞いていた。

そういう風に接していたら、
ある時にその子が

「先生はいつも姿勢がいい。
 先生を見ていると気持ちが良い。
 ぼくも先生のまねをしたい」

と言った。

そして、その子はカウンセリングの間、
青年と同じように腰骨を立てて話をするようになった。

腰骨を立てるようになってしばらくすると
自然と学校に行くようになり、
そしていじめられなくなったそうです。

腰骨を立てるというただそれだけの事ですが、
それによって、人の本来持っている
素晴らしいこころが自然とはたらいてくる。

暑い夏を迎えます。

こころをシャンとしようと思ったら、
まず自ら腰骨を立て背筋を伸ばしましょう。

組織を正すのもまた、
わが身を正すことから始まります。
 
2014.08.18

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