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      次代に輝く住まいを創る

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〒971-8134 福島県いわき市鹿島町飯田字八合22

一語履歴WORD vol.107

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勝利にひそむ運...
女性落語家第一号として、
今年40周年を迎えた露の都さん。

それまで男性落語家しか存在しなかった世界で、
道なき道を切り拓いてきました。

  「先繰り機転を利かせなければならない」
        
      露の都(落語家)

――修業時代、師匠からの教えで
  心に残っていることはありますか。

3年間は内弟子として一緒に暮らしていましたが、
よく「うちではええけど、よそでやったらあかんで」
と言われることがありました。

でも、それは「うちでもやったらあかんで」
ということなんです。

それから「先繰り機転」ということも
よく言われましたね。

――「先繰り機転」とはどういうことですか?

「俺が考えていることを読めへんかったら、
 何百人のお客さんの前で喋られへんで」と。

この教えがどれだけ大事か、
自分が弟子を取るようになってよく分かります。

毎日一緒にいて怒られ教えられていく中で、
師匠はこういう時、こうするんじゃないか、
こうしてほしいんじゃないか、
と見抜ける子は伸びるのが早いです。

逆に、見抜けない子というのは、
結局全部自分の寸法でやってしまいます。

そうなると、高座に上がってもお客様の反応よりも、
自分のやりたいようにやってしまうことになります。

――なるほど、自分の都合で動いてしまう。

師匠は絶対に意地悪で
叱っているわけではないですから。

この子に必要だと思って教えていることを、
分からないなりにも自分を殺して素直に聞ける子は、
次第に先繰り機転も利くようになるし、
伸びるのも早いと思います。

やはりそうやって弟子を指導するようになり、
さらに師匠のありがたさを感じるようになりました。

師匠が前例を打ち破って
女性の私を弟子にしてくださらなかったら、
今日の私はないですから。

――女性落語家第一号として男性社会の中で
  ご苦労されたことはありますか?

私はあまり深く考えないんです(笑)。

やれるかやれないかを考えたら、
無理だという要因のほうが多いですから。

落語界の中には、もちろん女に落語なんてできない
という考えの人もいたし、それをはっきり言う人もいました。

若い時には楽屋の中で「あっちに行け!」
と言われたこともあります。

だけど、割と堪えないんですよ、私(笑)。

その時は悲しかったと思いますが、
そういう舞台の裏の出来事よりも、
高座に上がり、お客様が笑ってくれないことのほうが堪えました。

周囲の皆様は「女や、男や」と見るかもしれませんが、
私自身は一人の落語家として生きてきたつもりです。
 
2014/08/19
 「腰骨を立てれば、心も真っ直ぐに正される」
        
      横田南嶺(円覚寺管長)
   
姿形を正してゆけば、
必ずこころもまっすぐに正される。

森信三先生は、

「もししっかりした人間になろうと思ったら、
 先ず二六時中腰骨をシャンと立てることです。
 こころというものは見えないから、
 まず見える体の上で押さえてかからねばならぬのです」

とお教え下さっています。

また、

「腰骨を立てることはエネルギーの不尽の源泉を貯えることである。
 この一事をわが子にしつけ得たら、
 親としてわが子への最大の贈り物といってよい」

とも仰せです。

腰骨を立てる要領は
第一、先ず尻をウンと後ろに引き、
第二に腰骨の中心を前へウンと付き出し、
第三に軽くあごを引いて下腹にやや力をおさめるのです。

円覚寺の坐禅会に長く通って、
今、学校で児童カウンセリングをやっている青年がいます。

彼は、いじめにあって不登校になった小学生の
カウンセリングを担当していた。

坐禅をしている彼は、普段から無意識のうちに
腰骨を立てて相手の話を聞いていた。

そういう風に接していたら、
ある時にその子が

「先生はいつも姿勢がいい。
 先生を見ていると気持ちが良い。
 ぼくも先生のまねをしたい」

と言った。

そして、その子はカウンセリングの間、
青年と同じように腰骨を立てて話をするようになった。

腰骨を立てるようになってしばらくすると
自然と学校に行くようになり、
そしていじめられなくなったそうです。

腰骨を立てるというただそれだけの事ですが、
それによって、人の本来持っている
素晴らしいこころが自然とはたらいてくる。

暑い夏を迎えます。

こころをシャンとしようと思ったら、
まず自ら腰骨を立て背筋を伸ばしましょう。

組織を正すのもまた、
わが身を正すことから始まります。
 
2014/08/18

「塩糀」や「こうじ納豆」など、
麹で作った調味料を使った料理教室が人気を博し、
塩麹ブームの火付け役となった浅利妙峰さん。

江戸時代より320年続く老舗
「糀屋本店」の女将を務める傍ら、
なんと5人の子ども(そのうち4人が年子)を
働きながら育てた“肝っ玉かあさん”でもあります。

     「他人を思いやる心を育てる」

      浅利妙峰(糀屋本店女将)

大切なのは、幼い頃から、
人を思いやる心、故郷や地域を思う心
などを育む教育ですね。

先般、福井県に講演に行った際にも、
そのことの重要さを改めて実感する出来事がありました。

福井県の偉人に明治維新で活躍した
橋本左内という人がいますが、
彼が15歳の時に書いた『啓発録』には、
自分を奮い立たせる5つの行動規範が挙げられています。

すなわち、

「稚心を去れ」
「気を振るえ」
「志を立てよ」
「学に勉めよ」
「交友を択べ」

の5つ。

そして、福井県内のほとんどの中学校では、
いまでも橋本左内の教えを守り、14歳になる2年生の時に
志を立てることの大切さを教える「立志式」を行っているといいます。

私が講演に伺ったのは、
保険のトップセールスをされている方々の勉強会でしたが、
その懇親会の席で、

「なぜ皆さんは保険の仕事を選ばれたのですか」

と聞いてみました。

すると皆から一様に返ってきたのが、

「人の役に立ちたいから」

という答えだったんですね。

実は福井県は学力とスポーツ、住みやすさでも
全国でトップクラスということですが、
そのすごさの秘密が分かった瞬間でした。

もう一つ、道徳心の大切さを教えるお話としては、
戦後の旧西ドイツの復興があります。

当時首相だったアデナウアーは、
自分の執務室に日本の『教育勅語』のドイツ語訳を掲げ、
皆にその精神を広めていたといいます。

『教育勅語』に書いてあることは、
親や祖先を大事にしましょう、
兄弟は仲良く、夫婦は仲睦まじく、
勉学に励み、広く世の中のために尽くす、
といったことですね。

一説には、『教育勅語』があったから、
西ドイツは日本よりも早く復興できたとも言われています。

私もまた、『教育勅語』に書いてあるように、
世のため人のために生きることこそ、
自分の命を輝かせて生きることなのだと、
子供が小さい頃から耳が痛くなるぐらいに伝えてきました。

自分のことだけでなく、“誰かの役に立ちたい”と自ら考え、
行動を起こせる習慣が子供の頃に身につけば、
実社会に出ても逞しく生きていくことができるはずです。

子供が将来どんな職業に就くかは分かりません。

ちょっとした思いやりで人間関係を良好にしていく。
自分のいる場をよりよくするために努力し、
最終的には世の中のため人のためになることを
進んで実践する人に育ってほしい。

そう願い私は子供たちに向き合ってきました。

そして何より子育てで気をつけないといけないのは、
母親が自分の子は必ずよい子に育つという
強い意志と確信を持つことです。

やっぱり私の子だから無理だとかダメだとか
言ってしまったらお終いです。

子供は親に掛けられた言葉どおりに育つのです。

だから、あなたはすごい、さすが私の子供やね、
といつも語り掛けてあげること。

高校生や中学生でも遅くはありません。

あんたは大器晩成なんだからって
言い続けてください(笑)。

そうすれば、必ず将来大きな花が咲きますから。
 
2014/08/17

93歳の現役歌舞伎役者として知られる
中村小山三さん。

4歳で17代目中村勘三郎に入門し、
以来65年余にわたる師弟関係が、
女形・中村小山三を押しも押されぬ
歌舞伎役者へと育て上げました。

     「芸道一筋 正直に真っすぐに」

      中村小山三(歌舞伎役者)

――小山三さんはどのようにして芸を磨いてこられたのですか。

芸を磨くには
観察することがものすごく大事。

でもいまは時代が変わったから難しくなりました。

例えば日本髪なんかでも昔は街を歩いていれば
勉強になることがたくさんあったけど、
いまは髪を結う人なんかいないでしょう。

もちろん芝居の最中にも、
いいなと思う人の芝居は横目で見ながら捉えていました。

「芸を盗む」っていう言葉があるけど、
ぼーっとしてちゃダメで、
神経を使って細かいところまで見ることで、
ようやく分かってくるものだと思うんです。

師匠からはいつも、

「勉強しなきゃダメだよ。
 芝居をよく見て、覚えておくんだよ」

とうるさいくらいに言われたものです。

だからこっちも自然と、

「勉強しなくちゃいけない。
 芝居を見なくちゃいけない」

ってなるでしょう。

実際に昔の役者さんは、
例えば『忠臣蔵』で幹部俳優が突然病気で
休むようなことがあっても、
すぐに代わりができました。

普段から芝居の見方が違うのね。

師匠なんか『忠臣蔵』の
ほとんどの役をやっているはずよ。

それに昔の役者さんはみんな腹があったけど、
いまは腹がないのもいるんですよ。

――腹がない。

つまり気持ちがないってこと。

腹がある芝居をするには、
その役になりきればいいんですよ。

うまくやろうと思わなくてもいいってことは
若い時分に教わりました。

女中なら女中の腹でやれとか、
腰元なら腰元。

ただしそれぞれ仕草が違うんだから、
そこはしっかり勉強をしなきゃ。

私は役についてはものすごく熱心に研究しましたから、
ある時先生が私の役どころの中で
特にこれはというものを十種類選んで
「小山三十種」と名づけてくださったんですよ。

『四谷怪談』のおいろや、『籠釣花瓶花街酔醒』のお咲、
『文七元結』の女郎吉野、『一本刀土俵入』の酌婦お松とかね。

どれも自分なりに工夫したものばかりよ。
 
2014/08/16

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