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仕事の流儀 高橋幸宏(医師) 心臓手術数において、20年近くにわたり 日本一を記録する榊原記念病院。 その中でも7,000例以上の執刀経験を持ち、 98・7%という成功率を誇るのが、高橋幸宏医師です。 仕事の流儀 ・準備やルーティンの重要性 ・集中力をいかに持続させるか ・想定外の事態への対処 ・良好なコミュニケーションづくりの核となるもの その教訓は、 ビジネスの現場にもそのまま通用する。 “「質高く、うまく、早く」を徹底する” “成長スピードだけで若手を判断しない” “我慢すべき時と叱るべき時を見極める” “決まり事をつくり過ぎない” ビンビン響いた言葉 大事なのは、よくいえば「柔軟に」数パーセントの問題に 対処することであり、悪くいえば「少しいい加減に」 途中で出現した矛盾に対して解決していくことです。 手術を成功させて子どもの命を救うことが 一番大事なのだとわかっていれば、 手術においてブレることは一切ないのです。 良好な人間関係をつくるには その場にいることが何より大事です。 コミュニケーションを取りたくても、 その場にいない人とは取れません。 どんなに嫌でも最初は上司のコピーを しなくてはなりません。 私は手術中に何度も同じ失敗をする若手には 「出ていけ!」と怒鳴りつけます。 でも、そう言われて本当に手術室から 出ていくようではダメです。 執刀医が「出ていけ」と怒鳴るのは 一つのルーティンみたいなものです。 そして、怒鳴られても出ていかないというのも 若手にとってはルーティンなのです。 百点の手術であっても、 「なぜ二百点取れないのか」と叱ります。 上司の一番得意な玄人技をドヤ顔で見せてあげること、 若手の育成には最も効き目があります。 「さすが」とびっくりさせるのです。 新しく入ってきた人は、 それだけで上司のファンになってくれます。 |
2020.10.01 |
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