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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.211

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松下幸之助さんは、利益というものについて...
★ 松下幸之助の経営哲学 ★

山下 俊彦(松下電気相談役)

幸之助さんは、利益というものについて、
非常に厳しい考え方をもっていました。

常に、いっていたのは、

「企業が社会に役立つ仕事をすれば、
 社会から利益という形で還元される。
 だから、社会に、役立っているかどうかは、
 利益が上がっているかどうかみればいい」

ということです。

逆に、利益が上がらないことは
罪悪だといいます。

「多くの人を使い、多くの資材を使って
 利益を上げないような無駄な仕事をして、
 多くの人の努力を無駄にし、
 資源を無駄にしているのは罪悪だ」

というわけです。

しかし、当時は、利益を出すというのは
決していいことではない、儲かるなら、
もっと値段を下げたらいいという
ような雰囲気がありました。

そういう時代の中で、はっきり
そういう考え方を打ち出しているところに、
あの人の非凡さがあります。

この点については、
おもしろい話が残っています。

創業間もないころ、近所に松下と
同じように電気屋を始めた人がいました。

結局、その人は会社を駄目にして
しまうのですが、数年後、
再会したときにその人が幸之助さんに、

「私も一所懸命仕事をしたが、
 どうも思うようにいかなかった。
 たまたま少しうまくいきかけると、
 売った先が金をくれなかったり、
 頼りにしていた工員が辞めたりして、
 挫折してしまった。

 同じように商売を始めた君が、
 何の支障もなく発展していくのが、
 不思議だ」

それに対して、幸之助さんは
こう答えています。

「君ほど熱心にやっていながら、
 なお仕事が成功しないのが、
 私には不思議だ。

 商売というのは大小の差があっても
 やっただけは成功するものだと思う。

 よく世間では商売だから儲けるときも
 あれば損するときもある、
 得したり損したりしているうちに
 成功していくというが、
 自分はそうは思わない。

 絶対に損をしてはいけないのである。

 商売というのは真剣勝負と一緒だ。

 首をはねたり、はねられたりするうちに
 勝つというようなことはあり得ない。

 活動すれば、それだけの成功が
 得られなければならないのだ。

 もし、それができなかったら、
 それは環境でも、時宜でも、
 運でも何でもない。

 経営の進め方に当を得ない
 ところがあるからだ。

 それを『商売は時世時節で
 得もあれば損もある』と考える
 ところに根本の間違いがある。

 商売というのは、不景気でもよし、
 好景気であれば、なおよし
 と考えなければいけない。

 商売上手な人は、不景気に際して
 かえって進展の基礎を固めるものだ」
 
2016/07/24

松下幸之助氏の生き方や考え方は、
経営者に限らず、
広く人々の心を捉えて魅了する
ものがあります。

★ 松下幸之助が目指したもの ★

岩井虔(PHP研究所客員)
   ×
上甲晃(志ネットワーク「青年塾」代表)

【上甲】 
なぜ松下幸之助がいまも
尊敬され続けるのか。

それは金儲けをしたからでも何でもない。
やはり人並み外れた公的精神、
公心の持ち主だったからです。

自分の金儲けや
自分の事業を大きくする以上に、
世の中をよくしたいという
気持ちが非常に強かった。

人間は公心を持った時に
初めて立派な人と言われます。

私的な成功はどんなに大きくても
立派だとは言いません。

営業マンでも、
自分のノルマ達成のための熱心さは
「頑張っているね」とは言われても、
立派とは見られません。

雨の日にいくらウォーキングをしても
「熱心な人」と思われるだけです。

しかし、その人がゴミを拾いながら
ウォーキングをしていたらどうでしょう。
立派な人と言われるわけですね。

私はこれからの日本、
この立派な人を育てる力闘向上こそが
求められると思うんです。

商売で言えば、自分の金儲けのために
力闘向上するのではない。
お客様のために力闘向上する、
世のため人のために熱心である、
ということです。

後世に名を残すのも、
詰まるところ公のために
力闘向上する人ではないでしょうか。

【岩井】 
そのことはビジネスマンに限らず
とても大事なことだと思いますね。

松下幸之助の根底にあるのは
奉仕の念です。
人々への奉仕を先にして
儲けを後にする。
そうやって一所懸命頑張れば必ず儲かる、
世の中はそうなっている
とも常々言っておりました。

私がいま力闘向上と聞いて思うのは、
やはり我われはまだまだ勉強が足りないし、
本質的なことはまだよく分かっていない
ということです。

松下幸之助は自分が無知であることを
よく自覚した上で、
人に学び、物事に学び、
森羅万象に学んで道を求めた人でした。

また、松下幸之助の言う「素直」には
私心にとらわれない、
常識にとらわれない、
先入観にとらわれない
という意味もあります。

松下幸之助は生涯、
その「とらわれ」を排し、
物事の本質を探究し続けた人でした。

これは我われも
大いに見習いたいものだと思うのです。
 
2016/07/22
あるご婦人とは、5,6年前、円覚寺の坐禅会に
参加してくださったのがご縁でした。

日帰りの会ならともかく、泊まり込みの座禅会となると
なかなか修行も厳しく、女性の参加は珍しいので
何かご事情でもあるのかと思い、ある時お話をお聞きしたのです。

ご婦人がおっしゃるには、
あるスポーツの選手だった息子さんが
大きな大会で事故を起こして首の骨を折り、
首から下がほとんど動かない状態になってしまわれた。

絶望した息子さんは、電動車イスで病院の屋上まで上がり、
飛び降り自殺を図ろうとしたけれども、
体が思うように動かず思い止まったのだと。

しかし、お話を聞いていて驚きました。

その息子さんはそこから大学に復帰し、
さらに一人暮らしを始めたというのです。

ご婦人は
「私はあの子が転んでも絶対に起こしてあげないんです」

とおっしゃいました。

身体が不自由な子が転べば、
すぐにでも手を差し伸べたいのが親というものでしょう。

しかし、ご婦人は自分が先に亡くなった時、
息子さんが一人で生きていかなくてはいけないことを
分かっておられたのです。

息子さんにもその思いが伝わったのか、

「自分は母のために生きるんだ。
 自分が暗くなれば、お母さんがいつまでも辛い思いをしてしまう。
 だから、頑張って生きるんだ」

そう言っていたそうです。

その言葉のとおり、彼は一所懸命べんきょうして運転免許を取得し、
いま地方公務員として立派に自立しておられます。

ご婦人は私にこう言われました。

「管長さん、私はいろいろ苦しんで悲しんで、泣くだけ泣きました。
でも私が子供にできることはたった一つ。
 一日一日を明るく生きること。
 それだけです。
 もし私が辛い顔をしていたら、息子は母が悲しむのは自分のせいだと
 自分を責めてしまう。
 だからこれからも明るく生きていくの」
 
2016/07/21

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