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積善の家には必ず余慶あり 積不善の家には必ず余殃あり 善事を積み重ねた家には 子々孫々ののちにいたるまで、 慶福が及ぶものであり、 不善を積めば、 その家は後世まで災禍を受けるものである、 と漢学者の諸橋轍次(もろはしてつじ)博士は説明しています。 非常にシンプルですが、 人生の真理をついた言葉だと思います。 積善の「家」となっていますが、 これは家だけに限りません。 「会社」も「個人」でも同じです。 そして、積善の「善」も何も仰々しいことではありません。 小さなことでよいのです。 坂村真民さんの詩にこういう詩があります。 「大切なのはかつてでもなく、 これからでもなく、 一呼吸一呼吸のいまである」 「一呼吸一呼吸のいま」というのは、 いまどういう意識で呼吸しているか、 ということでしょう。 自分を育てるような意識か、 自分をだめにしてしまうような意識か、 ということです。 あるいは人を生かそうとする意識かどうか ということです。 その積み重ねが余慶になり 余殃になるのです。 与えられた環境の中で 不平不満をいわず 最善の努力をする、というのも積善です。 |
2022.01.15 |
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