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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.628


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やししく生きる...~瞽女(ごぜ)...
●「心以外に刀を持たない。
つまり、すべて心だということです。
ですから、他人と比べない、
自分自身の本来の価値に気づくために
心を磨き続けることが大切なのだと思います。」

   (平井正修|臨済宗国泰寺派全生庵住職)


●「障害者も助けてもらうだけでなく、
社会の中に溶け込んで、誰かの励みになる。
人生に無駄はない。生きているのではなく
生かされている命には、
何らかの意義があると思います」

   (柳岡克子|車いすの元気配達人)


●「いくらよい教えに出逢っても、
実行しない教えには意味がありません」

   (塚本喜左衛門|ツカキグループ社長)


●「学びて成らざるの理なし。
成らざるは自ら為さざるなり」

   (山岡鉄舟|明治の偉人)


●「私にいまできるのは、現場に足を突っ込みながら、
そこで気づいたことを一つひとつやっていくこと。
自分はそういう下働きのプロなのだと言い聞かせて、
嫌な役回りでも積極的に引き受けていきたいと考えています」

   (平川理恵|広島県教育委員会教育長)


●「『大学』には「物に本末有り、事に終始あり。
先後する所を知れば、即ち道に近し」とあります。
物事には根本と末、終わりと始めがある。
何を先にし、何を後にすべきかを知って
行動すれば道から外れることはないと教えているんです」

   (田口佳史|東洋思想研究家)
 
●「内面を充実させ、知識と教養を深める。
それが困難な時代を生き抜く力になります」

   (榎本博明|MP人間科学研究所代表)
2022/01/05
広島県教育委員会教育長として
脚光を集める平川理恵さんです。

【平川】
会社経営は順調でした。
しかし、次第に若い人が留学しなくなり、
ミッションを十分に追求していけなくなった。

このまま続けることもできたと思いますが、
自分の心に嘘はつけず、10年で会社経営に区切りをつけ、
1年ほどは静かに自分を見つめてみたいと思いました。

横浜市で民間人校長の募集があったのはそういう時でした。

私、教員免許は持っていないんです。

でも、海外の学校を500校くらい見てきた経験が
教育に生かせるのではと思って応募しました。

面接では、一人の保護者として学校が
いかに世の中の変化についていけないでいるか、
知識注入ではなく子供の興味・関心を引く
体験型の授業の導入が必要なことなど、
私の感じたことを率直にお伝えして、
100人の応募者の中から採用していただきました。
民間人校長としては女性初でしたね。

【田口】
その思いを教育現場で形にしていかれた。

【平川】
ええ。まずはどんどん授業を見にいきました。

生徒に交じって50分間の授業を受けて先生に感想を伝えたり、
頑張っている先生たちの姿を撮影してホームページや
毎月の「学校便り」で発信したりしました。

先生というのは一所懸命に頑張っていても
人に褒められることが少ないのです。
そういう先生方に光を当てることで
現場の意識は変わっていきました。

【田口】
そういう取り組みや実績が広島県知事の
湯﨑英彦さんの目に留まったのですね。

【平川】
2017年でしたが、ある方を通して食事に招待され、
その場で「県の教育長になってほしい」と打診されました。

行政のことは何も知りませんし、
「何で私なのでしょうか。ハイリスクですよ」
と言ったら
「分かっています。ハイリターンを狙います」と(笑)。

私はいろいろ考えるよりも
まず現地に行くことを信条としていますので、
レンタカーを借りて一人で広島県内を回り、
いろいろな人に話を聞いた上で判断することにしました。

そこで分かってきたのが、
県の教育界は少し前まで文部科学省から
是正指導を受けるほど混乱していたことです。

校長の権限が確立されていないために、
何人かの校長先生が周囲の圧力に耐えられずに
自ら命を絶つという悲劇まで起きていました。

湯﨑知事は私に

「言いたいことがはっきりと言える
 教育現場と教育委員会にしてほしい。
 組織風土を変えてほしい」

とおっしゃっていましたが、
そのことの意味がようやく分かりました。
2022/01/05

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