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本気、真剣に知恵を出さねばならない 松下電器産業(現・パナソニック)で 経営の神様・松下幸之助の薫陶を受け、 その教えの神髄を多くの人々に伝導している 一般社団法人「和の圀研究機構」代表の中博氏。 (中) 私が薫陶を受けた松下電器創業者・松下幸之助も 「知恵を出せ!」といつも言っていました。 それも〝本気〟〝真剣〟に知恵を出さなければいけないと。 松下幸之助は〝真剣〟について次のように言っています。 「お前な、真剣というのは、ここに刃があるやろ。 この刃の前で本気でやってなかったら、 こうやって斬られてお前の首が落ちるんやで。 首が落ちたら首から血が出るやろ。 そういう情景を思い浮かべて、一所懸命にやるのが真剣や。 お前らの真剣は、ただ頑張ってるだけや」 つまり、松下幸之助の〝真剣〟というのは一度負ければ首が落ちる、 即ち命を取られるということです。 松下幸之助はそういう覚悟で日々経営に向き合っていたのです。 いまの状況も同じで、コロナ禍に負ければ 我われ人類がこれまで築いてきた秩序、社会システムは崩壊します。 ウィーン・フィルという世界ナンバーワンの演奏も、 真剣さがなければ、永久に聴けなくなってしまう。 新型コロナウイルスが蔓延する以前は、 これから先もあらゆるサービスや商品が当たり前に 提供されると皆が無条件に信じていたはずです。 それがいまや、ひっくり返ってしまいました。 だから、我われは松下幸之助が言ったように 本気、真剣になって創意工夫を重ね、 新しい社会のあり方、システムをつくり上げていかなければならないのです。 |
2021.01.16 |
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