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甘い性と辛い性 薪を背負った姿で子供たちに 親孝行と勤勉の大切さを説く二宮尊徳。 甘い辛いは物の味で、甘いものをますます甘く、 辛いものをますます辛くすれば、これは偏りである。 偏りでなければその真の味を保つことはできないが、 それでは人の口に適しない。 だから甘さと辛さを調和せざるを得ないのだ。 人にも甘い性の者があり、辛い性の者がある。 これもまた偏りである。 だから出しゃばる者は控え目にさせ、 引っ込み思案の者は引き立ててやり、 甘い辛いを調和して、始めて世の中に容れられ、 人に用いられるようになる。 けれどもまた、偏らなければ その真の性分を保つことはできない。 たとえば漬物を作るのに、 浅漬には甘味と塩味と半々にするが、 長く漬けるには塩ばかりでするようなものだ。 二宮翁夜話 福住正兄・原著/佐々井典比古・訳注 水車やたらいの水、 積小為大、 「悪民を退けて良民を育てる方法」 「貧乏神・疫病神の住所」 「小事を飾るな」など 二宮先生語録 齋藤高行・原著/佐々井典比古・訳注 「読書は縦糸、実践は横糸」 「指導者は己に克って分を譲れ」 「世のために尽くせばおのずから衣食あり」 「わが道は実行にある」など、 超訳 報徳記 富田高慶・著 木村壮次・現代語訳 積小為大の理を悟ったという 「捨苗から籾一俵を収穫した逸話」を始め、 信賞必罰の工夫、再建の四つの柱 「至誠」「勤労」「分度」「推譲」の 実践などが克明に描かれる。 二宮尊徳一日一言 寺田一清・編 尊徳は「人は人道によって生く 人道なければ人間なし」 と説きます。自然の法則を「天道」、 これを正しく認識した上で人力を尽くすことを 「人道」と呼びました。 田んぼが荒れるのは「天道」、 毎日耕し、荒らさないようにするのが「人道」。 尊徳が書物からの学問より、 実学を重視したから生まれた思想です。 |
2020.07.30 |
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