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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.452

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母という人生を生きて
一語履歴 vol.459
人間、半歩退いたら 459a理解と実践は 459b小さな命を救い続けて
一語履歴 vol.458
免疫力を高める 458a老いて輝く人 458b知識、見識、胆識
一語履歴 vol.457
第5回 広い視野を持つため、知識という名のミカン箱を持つ
一語履歴 vol.456
第4回 最後の5分間のふんばり
一語履歴 vol.455
第3回 「善い心」を発動する
一語履歴 vol.454
第2回 「善い心」の選択をする
一語履歴 vol.453
第1回 自分以外の世の中のために
一語履歴 vol.452
『生きる』それが 452a日常的なやり取りすべてが
一語履歴 vol.451
生を惜しみ感謝しながら 451a「間」を最大限生かす 451bいただきますと
『生きる』それが人生で最も大切なこと
           松野三枝子(農漁家レストラン松野や店主)

まもなく、東日本大震災が起こってから
丸9年が経とうとしています。

震災前の2006年に末期がんを宣告されるも、
東日本大震災で壊滅的な被害を受けた
地元・南三陸町の人たちのために
献身的に炊き出しなどを行なっていたことろ、
なんと3か月後には「がん」が完全に消え、
今、地元でレストランを経営する松野さん。
生きていることへの感謝を日々噛み締めている

あの日のことは忘れもしません。

二週間ぶりに点滴の針を抜いてお風呂に入れることになり、
一人で浴槽に浸かっていた時でした。

14時46分、激しい揺れが襲い、
湯船の中でグルングルンと引っ掻き回されました。

私は昭和35年、小学校一年生の頃に三陸海岸を
襲ったチリ地震の津波で三歳だった妹と祖母を亡くしています。

その経験があったため、地震が来た瞬間、
海から400メートルしか離れていない病院の
三階にいた自分は助からないと半ば諦めました。

ところが最後のダダンッという大きな揺れによって、
私はお湯と共に廊下に放り出されたのです。

たまたま看護師さんが私を見つけてくれ、
必死にバスタオルを一枚体に巻きつけ、
二人で屋上めがけて走りました。窓から外の様子を見ると、
5メートルはあった防潮堤の上に、真っ黒い津波が押し寄せるのが見えました。

2020.03.07

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