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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.451a

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一語履歴 vol.459
人間、半歩退いたら 459a理解と実践は 459b小さな命を救い続けて
一語履歴 vol.458
免疫力を高める 458a老いて輝く人 458b知識、見識、胆識
一語履歴 vol.457
第5回 広い視野を持つため、知識という名のミカン箱を持つ
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第4回 最後の5分間のふんばり
一語履歴 vol.455
第3回 「善い心」を発動する
一語履歴 vol.454
第2回 「善い心」の選択をする
一語履歴 vol.453
第1回 自分以外の世の中のために
一語履歴 vol.452
『生きる』それが 452a日常的なやり取りすべてが
一語履歴 vol.451
生を惜しみ感謝しながら 451a「間」を最大限生かす 451bいただきますと
「間」を最大限生かす

国内トップレベルの小児心臓外科医として
知られる榊原記念病院副院長・高橋幸宏氏。

約35年間に救った子供たちの命は7000名。
手術の成功率は97,8%に及ぶといいます。

小児心疾患は種類そのものに加えて、
他の臓器の合併疾患も多いです。

それぞれの疾患に合わせた多くの手術の種類があり、
また、同じ疾患であっても症状の発現時期によって
別の手術が求められたりと、
難易度は個々の子によって随分と異なります。

――高橋先生はそういう中で
97,8%という高い成功率を
誇っていらっしゃいます。

小児心疾患の手術は、例えば心臓の穴を閉じる、
狭くなったところを広げる、
血管を繋げるという一つひとつの
手技の組み合わせです。

複雑になればなるほど、
その組み合わせをいかに完璧にやれるかが
まず求められます。

手技を磨くことに対して
後輩をかなり厳しく指導していますが、
同時に大切なのはやはり時間なんですね。

心臓手術は心臓を止めて行います。
ここには心筋保護液という薬液を用います。

大体二十分間隔で液を入れながら手術をするのですが、
注入している間は執刀医の手が止まることになります。

したがって、二十分間にどこまで手技を進めるか、
そして再度心筋保護液を注入して次の手技に移るか、
そのような感覚が外科医には必要です。

ボクサーの三分間の時間感覚と同じなんです。

これを僕は「間」と呼んでいますが、
「間」を最大限生かし、二十分間ごとに
停滞しない手技の流れをつくることが
侵襲を抑えることになるわけです。

最も原始的なようですが、
特に小児心臓外科医は時間短縮に
徹底してこだわらなくてはいけません。
当院では他のご施設と比較しても
半分から三分の一の時間で手術を行いますが、
それは何よりも患者さんのためなんです。

2020.03.03

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