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「僕の声を聞いて」 おかあさん ぶってもけってもかまわないから 僕を嫌いにならないで。 おかあさん おねがいだから僕の目をちゃんと見て。 おかあさん おまえを生まなければよかったなんていわないで 僕は今ちゃんと生きているんだから。 おかあさん 優しくなくてもいいから、僕に触って。 おかあさん 赤ちゃんの時抱いてくれたように抱いて。 おかあさん 僕の話にうなずいてくれないかなあ。 つらい、悲しい、もうダメ、 お母さんの言葉ってそれしかないの。 赤い爪魔女みたい、 ゴム手袋のお台所、 お部屋のあちこちにある化粧品、 僕の家のお母さんのにおい、僕の入れない世界で満ちている。 おかあさん お母さんの匂いが欲しい、優しい懐かしいにおいが。 おかあさん お願いだから手をつなごう、僕より先に歩いて行かないで。 おかあさん お願いだから一緒に歌おう、カラオケ屋じゃないよお家でだよ。 おかあさん 500円玉おいてくれるより、おにぎり一個のほうがうれしいのに。 おかあさん 笑わなくなったね、僕一日何度おかあさんが笑うかノートにつけているの。 |
2019/06/15 |
【奥さんの料理をホメることが「助け合い」】 わたくしは若い御夫婦には はなむけのコトバとしていつも申すのですが、 人間関係のうち、夫婦関係ほど お互いに絶大な忍耐を要する関係は ほかにはないということです。 それゆえ相手の欠点短所を攻めるのでなく、 むしろ人間的に卓れたほうが、 相手の至らぬ点は背負うていく 覚悟がなくてはならぬということです。 ですから、わたくしは夫婦和合の心構えとして、 (1)いたわり (2)忍耐 が最大の必要条件と思われてなりません。 そしてもう一つ加えるとすれば、 (3)賛助 ということではないでしょうか。 (3)の賛助とは、平たく申せば 「助け合い」ということです。 この「賛助」ということも、 直接的と間接的とがあるわけで、 たとえて申せば台所仕事に直接手を下して手伝うよりも、 奥さんの丹誠込めた料理をホメるということが、 最も効果のある間接的な賛助ではないでしょうか。 これなら世のご主人方も その心掛け次第でたやすくできそうに思われますが、 イザ実際にということになりますと、 実はこれ一つさえ決して容易ではなく 「『ウン、これはウマイ』といってくれたことは ただの一度もなく、ただ黙って ムシャムシャ食べてくれてるだけです」 とこぼされる奥さんの多いのもムリないことでしょう。 ですから、世の男性諸氏に申し上げたいことは、 「ウンこれはウマイ!! よくできたね」と、 3日に1度くらいはゼヒ一つ いい添えていただけたらと提言する次第です。 これは要するに、奥さんの努力に対する 間接的な賛助精神の発露として、 極めて大事なことであり、 これによって奥さんがますます腕を磨くキッカケとなり、 励みともなりましょう。 |
2019/06/15 |
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