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一語履歴 vol.421
こういう時に働いてこそ 421a二十八歳で最年少監督として甲子園に出る
こういう時に働いてこそ

日本の資本主義の父として、
いまなお多くの人々の生きる指針となっている渋沢栄一。

(守屋) 
渋沢の残した言葉には、
いまの時代に通じるものが他にも数多くあります。
例えば『論語と算盤』の次の言葉です。

「成功や失敗のごときは、
 ただ丹精した人の身に残る糟粕のようなものである」

渋沢はここで成功や失敗は滓みたいなもので、
それまでの努力こそが大事だと言っているわけです。
渋沢は成功したからこんなことが言えるんだと思う人がいますが、
渋沢は逆境を生きた人なんですね。

数々の逆境、試練を跳ね返して生きてきた人が
残している言葉だと思えば、味わい深いのではないでしょうか。

また、そういう渋沢の生き方は、

「わたしのような老人は、
 こういう時にいささかなりと働いてこそ、
 生きている申し訳がたつようなものだ」

という言葉にも現れていると思います。

これは関東大震災で被災した83歳の時の言葉です。
渋沢は日本橋にある事務所で被災して
飛鳥山の自宅に逃げるのですが、
家族から「安全な深谷に逃げましょうか」
と聞かれた時に、この言葉を口にするわけです。

そして東京に留まり、被災者の収容施設や臨時病院の確保、
海外の友人に連絡を取って義援金を送ってもらうなど
様々な救援活動に奔走するんです。

2019.11.16

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