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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.112c

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一語履歴 vol.120
不可能を... 120a言葉の使い方... 120b言葉の前に... 120c刻苦光明...
一語履歴 vol.119
逆境力... 119a死生観... 119b非行に... 119c堕落したチーム...
一語履歴 vol.118
発想は... 118a最高の状態... 118b勝敗の分かれ目... 118c靴づくり...
一語履歴 vol.117
くまモン... 117a心の声を... 117b命のつながり 117c当たり前の上に...
一語履歴 vol.116
指導者は... 116a法遠去らず 116b営業という... 116c学校を変える
一語履歴 vol.115
真善美 115a昔ながらの... 115b感謝を... 115c自分で線を...
一語履歴 vol.114
すべての現象... 114aおなごが... 114b帰りがけ... 114cすべては”人材”...
一語履歴 vol.113
固定観念に 113aリーダーは... 113b意識が... 113c対象と一体に...
一語履歴 vol.112
誰にも... 112aやまとごころ... 112bしつけの... 112c伝統は...
一語履歴 vol.111
すぐやる... 111a抜くを... 111b自分以外に...
伝統は革新の連続
           村田吉弘(菊乃井3代目主人)

大正元年に創業し、100年以上の伝統を有する京都の老舗料亭・菊乃井。
3代目主人の村田吉弘さんは、伝統を受け継ぎながら味の革新を続ける一方、
20歳の時から「日本料理を世界に」という志を抱き、
和食をユネスコ無形文化遺産登録へと導いた 立役者でもあります。

村田 時代が変わると、会社もうちのような料理屋も
   それに応じた革新をせないけませんね。

それでちょっと思い出したんですが、
うちではいま大手百貨店の地下に惣菜の売り場を設けています。

ある日、一人のお客さんがしばらく商品を眺めて通り過ぎて、
またやってきて一品を買われた。

僕はその様子を近くで見ていたんですが、
アルバイトの従業員が「一品だけでしょうか」といった
上から目線の口ぶりで接客しているんです。

僕は腹が立ってその場でその従業員を
思いっきり怒鳴りつけました。

菊乃井はこれまでそのような売り方をしたことがないし、
そんな売り方をしていると考えたこともなかったけれども、
要はそれが隅々にまで伝わってへんわけです。

これは怖いなと思いました。

そこで僕は最近、

「日本の食を通して人類公幸のために絶えず進化をし続ける、
 尊敬されるサービスブランドになる」

という理念を掲げて、
朝礼の場で皆で唱和しているんです。

高津 ああ、新しい理念を掲げられて。

村田 もちろん、これまでも料理のあり方について
   書かれた家訓はありました。

だけど、うちはどういう思いで何のために料理屋をやるのか、
というものがなかったんです。

従業員は、もっときれいな白衣を着なさいとか、
髪の毛を整えなさいとか、注意されることだけを直すのではなく、
自分たちは常にブランドをサポートしているのかと
意識し続けることが大切なんですね。

全員がブランドをサポートするという意識がないと、
菊乃井のブランドは維持できないと考えています。

村田 その可能性を広げるためにも
   立ち止まることはできません。

「ああ、もうこれでええわ」と思った時点で、
下りのエレベーターに乗っているように後退していくでしょうね。

メニューもそうですよ。
僕はいきなり変えるんです。

「去年はこんなメニュー出してはりましたけど」

「いや去年は去年です。
 今年はやりとうなくなりました」と(笑)。

菊乃井に来られるお客さんも、
前と同じものを出し続けることは求められていない。

「村田がまた面白いことをやるやろうな」
と思てはるんです。

京都に料理屋が数多くある中で
同じものばかり出していたら、うちの存在意義はなくなります。 
 
2014.09.25

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