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『常岡一郎一日一言』 通常、人は3つの方法によって学ぶ、といわれます。 人から学ぶ、本から学ぶ、体験から学ぶ――の3つです。 しかし時折、この3つを超えて天から直接学ぶ人がいます。 常岡先生もそのお一人です。 青年時代に肺結核を病んで慶應大学を中退。 闘病15年、2度の大喀血を乗り越えて 5000日を病と向かい合い、 ひたすら自らの心魂を練った日々が、 先生を天の心に近づけたのだろうと思われます。 その言葉に触れ、自らの迷妄を払い、 希望に満ちた人生を歩み出す人の 一人でも多からんことを願います。 ●宝とつり合う自分(1月11日) 宝を見つけて歩くより、宝とつり合う自分をつくることの方がより大切である。 目や耳や手足のように、自分について歩くものは運命である。 自分から一分間もはなれないものは自分の能力である。 これがりっぱであることが一番宝をもっている人といえる。 ●尊敬される生き方(3月31日) 目は光らせるよりも、なるべく閉じた方がいい。 そのかわり魂の光を強めることである。 目の光よりも魂の光の方がたしかである。 目を光らせるということは、 自分の立場、自分の都合、自分の利益を主として考える場合が多い。 魂の光を強めるということは、自分に囚われない修業にいそしむこと。 まわりの人から信頼される生活をすること、 尊敬される生き方を心掛けることである。 ●未来は過去から生まれる(4月5日) すべての人が将来の幸せを願っている。 それなら自分自身を叩き直す。 鍛えぬく。 磨きぬく。 何人もその過去より他に将来は生まれて来ない。 これがわかって来たら、人間の生き方、考え方がすっかり変わってくるはずである。 ●環境のせいにするな(4月30日) 環境をかえてくれたら助かるのにと思うものは、いくじなしである。 環境が悪いから自分が悪くなるのも仕方あるまいという人は無責任な弱虫である。 環境の悪さ、苦しさを天の名代と考えて、 恩師として迎える心、鍛練して貰う心、それが賢明な人生を生み出す心境である。 ●前だけ見ていればいい(5月31日) 人間の目は前についているだろう。 後にはついていない。 だから前しか見えない。 横はたかだか180度、後は見えないようになっている。 だから人は過去のことは思わなくてもいいんだよ。 前、先を見つめて生きていかなければいけない。 後は、人がみてくれるよ。 |
2013.06.13 |
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