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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.321

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本気になると脳の働きが変わる

陰山 英男(陰山ラボ代表)

読み書き計算の徹底反復によって子供たちの
能力向上を図ってきた陰山英男さん。

最近分かったのは、書き写しが
子供たちの学力を非常に高めるということです。

きっかけは漢字の書き取りでした。

漢字学習は「何回書きなさい」と
書き取りをするのが普通ですが、
それだと逆に子供は漢字を覚えません。
回数をこなすことが目的になってしまい、
頭を働かせず鉛筆だけ動かすようになるからです。

漢字の勉強で最も効果的なのは何かというと、
お手本をよく見てきちっと書き写すことなのです。

これは文字の観察に繋がり、偏や旁、
とめ・はね・はらいをしっかり身につけることができます。
同時に分かってきたのは、1文字5秒以内、
画数が少なければ3秒以内に書けない漢字は、
覚えたことにはならないということです。

昨年12月に新潟県糸魚川市のある
小学校に漢字指導に行きました。3年生の男子で、
漢字テストで30点以上とったことがないという子がいました。

私は黒板に漢字を4文字書いて、みんなに書かせてみました。
その子は全く書けません。ようやく書いた字も
形になっていませんでした。

私はその子が一所懸命書いた漢字を消しゴムで消しました。
「何すんねん」と言うので、
「間違った字を書いたら消すのは当然だろう。
正しく書けば次に行かせてあげる」と書き直させました。
しかし、書き直した字をまた消しました。
「ちゃんと書いたやないか」と文句を言うので、
「そんなトロトロ書いたのは書いたうちに入らないよ」と、
また書き直させる。

7、8回繰り返してようやく書けるようになったので
2文字目に行くと、今度は3、4回で書けました。
お手本通り書かないと消されるので、
よく字を観察して書いていました。

それでコツを掴んで3文字目、
4文字目はより速く正確に書けるようになりました。

実はこの時、その子の中で瞬間的に重要なことが起きていました。
何かというと、速く書くことに夢中になって
漢字が苦手だということを忘れていたのです。
低学年は別ですが、中高学年になると自分が
駄目だと思い込むと頭が働きません。

だから、できない子を伸ばす第一条件は学習に夢中にさせて、
できないという気持ちを忘れさせることなのです。

その子が4文字書けたのを見て、すぐに漢字テストをしました。
8人の児童のうち、彼は3番目に書き終わりました。
全問正解です。私が「君は漢字大好き少年に変わったね」
と茶化すと、「ほんまや」と嬉しそうでした。

そして翌日の漢字テストで、彼は100点をとりました。

本気で学習すると子供の脳の働きが
活発になって劇的に学力が向上するのです。
やり方を工夫すれば、一瞬でレベルアップできることも分かりました。
必要なのは、簡単なことを本気になってやること。

音読、漢字、百ます計算は最適の学習法だったのです。
 
2018/11/09

『韓非子』のいいところ

數土文夫(JFEホールディングス特別顧問)
    ×
出口治明(立命館アジア太平洋大学〈APU〉学長)

【數土】
『韓非子』を読んでいれば、
理不尽なことを言う人がいても、
これは理解してやらないとダメだと(笑)。

【出口】
ああ、『韓非子』を読んだら、
現実にかなり酷い人がいても許せますよね(笑)。

【數土】
ええ、許せます。

【出口】
世の中のたいていの悪い人に対しても、
「まぁ仕方ないな」という寛容な気持ちになれる。
これが『韓非子』のいいところです。

【數土】
そうなんです。

【出口】
『韓非子』には本当に凄まじく悪い人が
桁外れのスケールで描かれているので、現実に会う人は
多少悪くてもスケールが小さいというか、甘いというか。

【數土】
そうそう。皆が優しく見えてくる。
例えば、王様が料理人に向かって、
おまえの料理はすごくおいしいけど、
俺は人間の赤子だけは食べたことがないと言ったら、
その料理人は自分の子供を料理に差し出すんですから。

それから、『孫子』を読んでいると、
孫子がここまで準備を徹底しているのなら、
これは自分が失敗するのはやむを得ないなと。
冷静に自分を省みることができる。

【出口】
東洋の古典はありとあらゆる人間の
極限の姿までもが描かれている気がするので、
幅も広いし、深さもある。

【數土】
だから、あらゆる古典を読んでいれば、
想定外なんて存在しないんです。
想定していたけど、いろんな制約があって
間に合わなかったというならまだしも、
想定外と言う人は古典を学んでいない証拠であって、
自分は愚か者だと言っているようなものだと。

【出口】
そう思います。人間の5,000年の歴史を見ていたら、
考え得ることはすべて現実に起こっているので、
想定外と言うのは勉強不足だという気がします。

【數土】
私は大した経験はしてないんですけど、
それでも2、3年に1回くらいのペースで、
「どうしよう。これは進退窮まった」という事態に直面してきました。

だけど、その時にハッと考えて、
「いまの自分の立場は『史記』や
『十八史略』だったらどのケースに当てはまるだろう」
とか「諸葛亮孔明だったら、曹操だったら、太宗だったら
、魏徴だったら、どう判断するか」と古典をダーッと検索すると、
その時に相応しい答えが見つかって、
ここで窮まったと考えるのはまだまだ甘いなと思い直すんです。

やっぱり目先のことだけを考えていると、
視野が狭くなって進退窮まりますよ。
 
2018/11/05

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