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     『坂村真民 一日一言』
 
2018/07/10

昭和の「英語教育大論争」

占部 賢志(中村学園大学教授)

【占部】
もうずいぶん昔になりますが、先般亡くなられた
渡部昇一氏と参議院議員の平泉渉氏とのあいだに、
英語教育を巡って激しい論争が起きたことがあります。

事の発端は、昭和49年のことでした。
平泉氏が自民党政務調査会に
「外国語教育の現状と改革の方向」と題する
教育改革試案を提出し、これが『文藝春秋』に
載ったのです。内容はたいへん刺激的でした。

【教師A】
どんな提案だったのですか。

【占部】
目玉は、二段階の英語教育です。一つは、
英語教育における到達目標の基準を大幅に下げて
初歩的な内容にとどめ、大半の生徒は
そのコースを履修するというわけです。

もう一つは、英語に意欲のある生徒については、
現行よりも高いレベルのコースを設けて、
徹底した教育をやる。ですから、大学入試から
英語は外すべきだと提案されています。

【教師A】
大胆な意見ですね。

【占部】
これには背景があるのです。平泉氏に言わせれば、
中高併せて6年間も英語を学習したはずなのに、
卒業直後からほとんど読めず、書けず、
分かりもしないのが現実ではないか。つまり、
中高の英語教育はいつまで待っても成果が上がらない。

したがって、受験を念頭に置いた
高いレベルの英語学習を事実上の必修に
しておくのはおかしいというわけです。

【教師C】
たしかに一理ありますね。

【占部】
この提案に異を唱えたのが渡部氏です。
平泉氏は英語教育における「顕在力」ばかり見て、
「潜在力」を見落としていると指摘したのです。

【PTA役員】
潜在力ですか?

【占部】
実用的な能力が顕在力、それに対して潜在力というのは、
知識や応用力などの基盤となる力です。
本来学校教育というのは、この潜在力を育成するのが
本務なのだから、すぐ表に現れる顕在力だけで
評価すべきではない。これが渡部氏の反論でした。
 
2018/07/10

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