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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.304a

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安沢 直次(簿記講師)

東京都墨田区で毎年開催されている無料の
簿記講習会。その講師として94歳のいまも
教壇に立ち続けるのが安沢直次さん。
70年一度も休むことなく続けてこられたという、
信念に満ちた活動には頭が下がります。

戦後に新たな事業を
立ち上げられたのと、現在の講習会の母体を
形づくられたのは、ほぼ同時期だった
ということでしょうか。

そうなんですよ。そのきっかけになったのは、
母親と一緒にお寺にお参りに行った時のことでした。

その道すがら、学校に行けずに
うろうろしている小学生くらいの
子供さんたちがたくさんいたんです。

それを見た母親が、「あんた、学校の先生まで
やっていながら、こういう子供さんたちを
何とも思わないの」って言うんです。

私だって何も思わないわけではなかったけど、
当時は自分たちが食べていくので
精いっぱいですから、そこまで頭が回らないわけです。

でも、そう言われたことでピンとくるものがあって、
その翌日から子供さんたちを集めて
私塾のような形で勉強を教え始めました。

──どのくらいの数の子供さんたちが集まってきたのですか。

あっという間に80人くらいが集まりましてね。
とてもいっぺんには見切れないので二手に分けて、
午前と午後でそれぞれ5時間くらいずつかけて
毎日授業をしていました。それも戦後直後から
昭和26年頃までは昼間は電気がこなかったので、
丸太を椅子にして座らせて、お手製の黒板を
使っての青空教室でしたね。

──いつ頃から簿記を専門に教えられる
  ようになったのですか?

簿記自体は早い時期からやっていました。
それこそ最初は子供さんたちが中心でしたから
算数とかいったことをやっていましたけど、
数年もすると学校に通える子供さんが増えていって、
逆に大人が多くなりましてね。その時に簿記を
教えてくれないかと、皆さん口々に言うわけですよ。

人から頼まれた以上は、絶対に責任を
持ってやるというのが私の信条ですから、
もちろん快く引き受けることにした。

その噂を聞きつけた税務署の方からは、
「いやぁ大したもんだね、安沢さんは。
簿記も教えられるんですか」って聞かれましたけど、
そんな経験は全然ない(笑)。

──では、ご自身で勉強しながら
  教えられたのですか?

ええ。簿記の講習会は初日から満員御礼でしたから、
いくらボランティアとはいえ、引き受けたからに
は必死になって勉強して教壇に立っていました。

当時の受講生の中には、有名人の方もいましたが、
まだ私塾だった頃には、当時小学生だった
王貞治さんもそろばんを習いに来ていたんですよ。

それがご縁で、ご両親には随分懇意に
していただきました。当時は中華そば屋を
営まれていたので、たまに食べに行きましたが、
いくら言ってもお金を受け取ってくれない(笑)。

これには困りましたけど、王さんのご両親に限らず、
皆さんにはとてもよくしていただきました。

「口にしたことは必ず実行する」を信念に
まっすぐに歩んでこられた安沢さんです。
 
2018/06/18

寛容もまた誠実と
縁のないものではありません。

真に自らに忠実になろうとする者は、
その困難さが分かるだけに、他人の
過ちや失敗に対しても、深い理解と
愛情とを持つことが出来、それだけ
深い同情を持ってこれを許すことが
出来るのであります。

     『平澤興 一日一言』
 
2018/06/16

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