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やりたいと思ってやることは喜びになる 松下政経塾元塾頭として、また、松下電器産業(現・パナソニック)退社後は、 志ネットワーク「青年塾」代表として、25年間で、2500名もの 志ある若者たちを育ててきた、人材育成のスペシャリスト・上甲晃氏。 その「青年塾」の“合い言葉”の一部。 「一人占めは、人格三流」 「人格は、後ろ姿に現れる」 「見方を変えればすべてはチャンス」 「困るから出会える」 「言われてやるな、気づいてやれ」 「小さな仕事で大きな差がつく」 「非常時も、三日続けば、平常時」 “合い言葉”が口癖になり、 さらには、行動の習慣になっていくことで、 人生は好転していくことでしょう。 同じやるなら、「ハイ喜んで」! 大きな注文が入ると、「ハイ喜んで」と、 お客様の所にすっ飛んで行ける。 しかし、小さな注文になると、 「この忙しい時に、わずかな注文でわずらわされる」 と、出掛ける足取りが重くなる。 どんなことでも、同じやるなら、 「ハイ喜んで」の心だ。 『青年塾』で学んできたらどうだと 上司から言われた瞬間、 「いやだなぁ」と思う人は多い。 それはそれで正直な気持ちである。 私は、 「その気持ちを引きずるな。やると決めたのであれば、 〝ハイ喜んで〟の気持ちに切り替えろ」と教える。 〝いやいや〟やるのは、時間の無駄。 同じやるのであれば、スパッと気持ちを切り替えて、 〝ハイ喜んで〟と受け止めなければならない。 〝ハイ喜んで〟と思えば、 研修に向かう足取りも自然に軽くなる。 〝しぶしぶ〟〝いやいや〟の気持ちのまま 研修を受けていたら、学びの成果など 上がるはずがない。 第一、〝しぶしぶ〟〝いやいや〟の雰囲気を まわりにまき散らすこと自体、 大きな迷惑を掛けていることにもなる。 主人公意識を持て やらされてやることは、苦痛。 同じことでも、自分の意志ででやりたいと 思ってやることは、喜びになる。 青年塾の講座で、バーベキューパーティーを した時のことだ。 肉屋を営む先輩が、大量のお肉を差し入れてくれた。 私は肉の入った箱を持ってみた。 大変重たい。 目の前にいる塾生の一人に持ってもらったら、 やはり「すごい重たい」と言う。 私は、 「そのまま一時間持っていてほしい」と言った。 塾生は、 「こんな重いものを一時間も持たせるのは、虐待ですよ」と言う。 私は、 「じゃあ聞くけれども、これを全部君にやると言ったらどうする」と聞いた。 「こんなにもらえるのですか」と塾生は言う。 持っているものは同じであっても、 考え方が変わると、重荷が喜びになる。 人生も同じだ。 「やらされてやることは重荷、 やりたいと思ってやることは、 喜びになる」と教えた。 『青年塾』はすべての研修の準備と運営を、 受講する塾生諸君が主体的に行うことを義務づけている。 〝与える教育〟ではなく、〝求める教育〟だ。 研修一つでも、私がお膳立てすればするほど、 受講生は、「研修を受けさせられた」と 負担感を覚えるのだ。 |
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