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「地域完結型」の商売 日本の地方都市を取り巻く環境が年々厳しさを増す中で、 大手や競合とは一線を画した商品・サービスを提供することで、 発展し続けている企業があります。 北海道でコンビニチェーンを展開する セコマの丸谷智保社長と、 沖縄県で百貨店・スーパー・コンビニ事業を 手掛けるリウボウホールディングスの糸数剛一会長。 (糸数) 北海道のコンビニシェアではナンバーワンですよね。 (丸谷) 今後も北海道の地にしっかりと根づかせていきながら、 さらにポテンシャルを引き出すためには外に打って出る。 ただし、いまさら店舗で進出するのではなく、 北海道のいい商品をどんどん広めていこうと。 現在のターゲットはジャパン・マーケットなんです。 なぜジャパンかというと、北海道から見た場合、 本州も海外みたいなものですから(笑)。 それで東京に特販部を立ち上げ、 いま取引先が200社ほどあります。 (糸数) お話を伺っていて、軸にある部分は ほとんど一緒だなと感じました。 沖縄県は全国の中でも珍しく人口が増えているとはいえ、 数年後には頭打ちになることが目に見えています。 加えて、国内外の競合他社がどんどん入ってくる。 その中で生き残る方法は、 小売で地域のいいモノをただ売るのではなく、 リスクを取って生産の段階から一緒に関わり、 地域の会社がお互いの信頼関係で生産から 販売まで取り引きしましょうと。 そうやって地域のいいモノを取り込んで、 「地域完結型」の商売をすれば、 その10倍や20倍のナショナルチェーンが進出してきても、 彼らはナショナルブランドを売るしかなくなるので、 こちらも十分元気に生き残っていける。 |
2020.01.16 |
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