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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.269c

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一語履歴 vol.270
生きる目的 270a人様の 270bうがい 270cお子様を隣の席に
一語履歴 vol.269
一剣を持して 269a自分は 269b人有我創 269c自分が真っ先に
一語履歴 vol.268
私公混同 268aつくる人の 268b普段自分で 268c「バスの中で」
一語履歴 vol.267
仲良し時間 267aありがとう 267b飽きる 267cおかげさま
一語履歴 vol.266
馴染むのが 266a命は一つ 266b素直に物事を 266c叱るコツ
一語履歴 vol.265
ヒルティの言葉 265a心をひらく 265b生き方 265c仕事の価値
一語履歴 vol.264
集中力を 264a生きる力 264b夢があるから 264c本当の学問
一語履歴 vol.263
笑っている瞬間 263a小さなこと 263b開き直り 263c気が満ち溢れ
一語履歴 vol.262
吾悟り 262a壁に苦しみ 262b生き者は 262c無上意
一語履歴 vol.261
発想から事業化まで 261aどういうふうに 261b再現芸術家 261c閃き
自分が真っ先に
         左野 勝司(石工)

イースター島のモアイ像を修復した人が日本人石工だったことをご存じでしょうか。
左野勝司さんがその人。この道60年以上の匠です。

──独立を志されたのですね。

独立しようと思った理由は
もう一つあります。

棟梁が家に行けば

「大工さんの棟梁はん、
 来てくれはったで」

と歓迎されるのに、
石工だけは

「あ、石工も来よったがな」

と言われる。

石工は見下げられた
職種の一つだということを、
思い知らされたんです。
子供ながらにこれは悔しかったですね。
 
まだ独立前ですが、
僕は日本の石工が
ヨーロッパに行ったという話を
聞いたことがありませんでしたから、
それなら自分が真っ先に
行ってやろうと思いました。

往復の旅費だけで
80万円ほどかかる時代でしたが、
給料は1円も使わず、
酒は一滴も飲まずに
コツコツとお金を貯めて、
19歳の時に一人で日本を飛び出したんです。

──人並み以上の石工になりたいと
  思われたのですね。

と同時に世界を見てみたいという
思いもありましたね。
向かったのはフランスのパリで、
シャンゼリゼ通りなど
石造物の多さには驚きました。

ルーブル美術館に行くと、
階段の補修工事をやっていて、
僕は四時間も五時間も
作業に見入っていたんです。
 
しばらくすると石屋さんのほうから
声を掛けてきて、
僕は手真似で

「道具を貸してほしい」

とお願いしました。

コンコンと大理石を割ったら、
まぁこれがまっすぐに
綺麗に割れてしまいましてね。

「自分たちより上手く
 割れるじゃないか」

というので、現場監督が

「自分の家に泊めてあげるから、
 しばらくここにいて仕事をしてくれ」

と言ってくれました。

信じられないような話でしょう(笑)。
 
2017.10.05

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