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心・技・体 NBA(北米プロバスケットボールリーグ)の ドラフト一巡目でウィザーズの指名を受け、 一躍時の人となった八村塁選手。 同選手の恩師、明成高等学校(宮城県)の佐藤久夫ヘッドコーチの指導。 (国分) 佐藤先生は、選手の皆さんに 「あくまで高校生らしく、一生懸命さは日本一になろう」と 常におっしゃっていると聞いています。 私はそこに仙台高校や明成高校の強さの秘密が あるように思うのですが、いかがですか。 (佐藤) 私が高校スポーツの指導者として選手たちに 伝えたいことをひと言で言えば心を教えることです。 ひたむきにディフェンスをする、ひたむきにボールを追う、 ひたむきに頑張る、正々堂々と戦う。 私はそれが高校生としての戦う姿勢だと思っています。 「心・技・体」という言葉がありますよね。 「心・技・体」か「体・心・技」か、 それとも「技・体・心」か、 どの順番でチームづくりを行うのがよいのか。 私もいろいろと悩んできました。 結果的に私は「心」を優先したチームづくりをしてきました。 つまり、「高校生らしさだけは日本一になろう」という テーマで指導してよい結果に繋がったことです。 バスケットで技術面の遅れを取り戻すのは容易ではありません。 だけど、文武両道、勉強もスポーツも全力で 頑張っていこうという姿勢を身につけさせることはいますぐにでもできます。 そこに重点を置いて日本一になるための練習をスタートしました。 (国分) 順番としてはやはり「心・技・体」なのですね。 (佐藤) 私はそう思います。まずやる気がなかったら、 力は十二分に発揮できません。 もちろん気持ちだけでは勝てませんから、 技術や体づくりを高める努力は怠ってはいけませんが、 技術面では誰もができることがしっかりできていれば、 それだけで絶対に結果が出せます。 その技術を発揮させるために 心の持ち方が大事になってくるのです。 |
2019.08.24 |
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